ロレンス編集部
知ってるようで知らない!【サスペンションの基本】 ~フロントフォーク編~ フロントフォークの種類:トレーディングアーム式・スプリンガー式・BMW デュオレバー/テレレバー
トレーディングアーム式
2008年までのスーパーカブなど小排気量のスクーターなどでは、「トレーディングアーム式」のフロントフォークが使われていた。フォーク左右下端のリンクロッドが回転運動することで、前輪は円周上を動く。構造が簡単でコストが抑えられるという利点があるが、ストローク量を大きくできず、作動によるアライメント変化も大きい。
スプリンガー式
衝撃を吸収する緩衝装置は前側のスプリングの付いたフォークで、後ろ側のリジッドフォークは前輪を支えるためにある。ハーレーダビッドソンでは1948年まで採用されていたが、88年から06年の期間に再生産されていた。ストローク量や動き自体はテレスコピッ...
ロレンス編集部
絶版車・オブ・ザ・イヤー2005年 1979-1990年 401~750㏄クラス 総合1位: HONDA CB750F[FZ]
今も色褪せないFのデザイン (オートバイ©モーターマガジン社)
CB750フォアで大排気量化、4気筒化に先鞭をつけたホンダだったが、1973年にはカワサキからはZ2こと750RSが登場し、1976年にはスズキからGS750が発売される。それらライバル達に立ち向かうべく、満を持してホンダが新しい魅力とパフォーマンスを持ったニューモデルを投入する。『不沈艦』『無敵艦隊』とまで呼ばれたワークスレーサー「RCB」のノウハウを生かしたDOHC4バルブヘッドの4気筒という当時最先端のハイメカエンジンを搭載したCB750Fが誕生した。
CB750Fはセパレートハンドルにトリプルディスクブレーキ、アジャ...