ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第36回「フォルクスワーゲン1500ガブリオレ」(1969年モデル)
第36号は、カブト虫スタイルがとっても可愛い「 フォルクスワーゲン 1500 ガブリオレ 」です!女子も憧れる愛嬌のある名車です!(akiko koda@ロレンス編集部)
フォルクスワーゲン 1500 ガブリオレ(1969年)
カブト虫スタイルは実用性だけが取り柄で夢がない。とはよく聞かれる批判だが、このガブリオレはフォルクスワーゲンが古くからカルマンと提携して作っている変り種。フォルクスワーゲンの機能的な実用性に全巾の信頼をおくフアンにとってはもっとも魅力あるモデルの一つ。価格的には割り高であり、トップをたたんだとき後に大きくつき出すが、この古典調もまた一つの愛嬌だ。 (原文のまま)...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第35回「オペル レコード スプリント(GS)」(1969年モデル)
第35号は、当時ドイツの代表的な中型ファミリーカーであった「 オペル レコード 」です!(akiko koda@ロレンス編集部)
オペル レコード スプリント(GS)(1969年)
レコード・クーペのスポーツ・ヴアージョンで、マグネシウム合金を模したハブ・キャップでそのイメージえを出し、直4、1897ccのエンジンを106馬力に増強して搭載している。しかし、クーペ・タイプでも4人乗りのゆったりした車室をもっており、スポーツに使うよりはむしろ、高性能のコンパクトなパーソナルカーとしての性格が強い。最高時速は170km。日本ではGSと呼ばれる。
コンテンツ提供:モーターマガジン社
掲載元:世...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第34回「NSU Ro 80」(1969年モデル)
第34号は、ドイツ「NSU社」のローエイティ!NSUは、1969年にフォルクスワーゲンの傘下に入り、アウディに吸収合併されることになります。つまり、「Ro80」はNSUにとって最後の車なのです!(akiko koda@ロレンス編集部)
NSU Ro 80(1969年)
//一昨年のフランクフルト・ショーで颯爽とデビューし、満場の注目を集めたのが、画期的な2ローターのヴアンケル式ロータリー・エンジンを積んだRo80 。フロント・エンドの両端一ばいを占領したランプ・ハウジング。前のめりの流動感あふれるスタイリングなど、全身これ、新機軸の権化みたいなモデルだ。出力は115馬力で、全長4780m...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第33回「メルセデスベンツ600 プルマン リムジーネ」(1969年モデル)
第33号は、ドイツ車代表「メルセデスベンツ」のリムジーネです!一度でいいから乗ってみたいですよね!(akiko koda@ロレンス編集部)
メルセデスベンツ600 プルマン リムジーネ(1969年)
自動車の開祖、ダイムラー・ベンツがその面目をかけ、全ドイツ人の与望を担い、伝統に培われた技術力と、自信満々のクラフッマンシップとを結集して作っているのがプルマン・リムジーネ。全長6240mmにおよび、堂々、群車を寂として声なからしめる走りっぷりは一服の名画。左右それぞれスリー・ドア・タイプにしたものやランドレー型も注文に応じて制作される。 (原文のまま)
コンテンツ提供:モーターマガジン社
...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第32回「ベーエムヴェー 1600 ガブリオレ/ 2000CS」(1969年モデル)
お次は西ドイツ車!!!第32号は、「 BMW 」です!BMWファンの方、結構多いのではないでしょうか??(akiko koda@ロレンス編集部)
ベーエムヴェー 1600 ガブリオレ(1969年)
エンジン容量や車体寸法ではほぼ等しいほかの車とくらべてみるとベー・エム・ヴェーは断然高価だ。メルツェデス・ベンツあたりよりも相場が上なのだが、ひっきょう、それはベー・エム・ヴェーの良心的な工作と、期待を裏切らない性能に支えられているといってよい。このガブリオレはとりわけ贅沢なモデルだが、エンジンの方はTI流にアップせず、標準の85馬力型が搭載されている。 (原文のまま)
ベーエムヴェー 200...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第31回「ウーズレー1300マークIII」(1969年モデル)
第31号は、「 ウーズレー 」!ウーズレーならではの伝統デザインのグリル!レトロでおしゃれで可愛いですよね!(akiko koda@ロレンス編集部)
ウーズレー1300マークIII(1969年)
このシリーズはBMC系の中でも各銘柄が競合しあい、多くの部品を共用しながら個性を主張しているため、市場の確保によりむしろ、マイナス面も出て来る。それやこれやでウーズレーの存廃も噂の種にされたが、昨秋のロンドン・ショーは健在な姿をデビューさせた。フロント・シートをリクライニングし、くもり止めの保温装置をもったリア・ウィンドウをつけて積極的な意欲をみせている。 (原文のまま)
コンテンツ提供:モータ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第29回「ボックスホール ヴィヴァ/SL」(1969年モデル)
第29号は、「 ボックスホール 」!あまり日本では馴染みのないメーカーかもしれませんが、一時は日本でも販売されていた時代があったようですよ!(akiko koda@ロレンス編集部)
ボックスホール ヴィヴァ(左)/ヴィヴァSL(右)(1969年モデル)
イギリスの1リッター級大衆車市場に、GM系のヴォクスホールが真向から斬り込んだのがヴィヴァだ。スタイリング・デザインといい、パフォーマンスといいそれは一頭地を抜いたもので、好評のうちに得意のワイドセレクションを鮮やかに展開中。その普及版が直4、1159ccで59.2馬力のエンジンを搭載。昨秋から新しい4ドアのデラックスが加わり、一そうの市...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第28回「トライアンフ 2000」(1969年モデル)
第28号は、イタリア人デザイナー・ジョヴァンニ・ミケロッティがデザインしたことで知られる「 トライアンフ 」!!保守的な英国中級車の伝統をイメージをガラッと変えてくれた名車です!(akiko koda@ロレンス編集部)
トライアンフ 2000(1969年)
直6、1998ccのOHVエンジンはヴィトスに搭載されているものより圧縮比は高くなっているにもかかわらず、本格的なツーリングとして使いやすさを狙っているためか、逆に回転数を低目に抑えて90馬力を得ている。スタイリング・パターンは1300などと共通点が多く、ミケロッティの作だ。走行性能や乗心地、居住性、経済性など、中型車としては折紙つき...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第27回「モーリス ミニマークⅡ スーパーデラックス」(1969年モデル)
第27号は、“ミニ”!現在は、BMWが製造販売しているためドイツ車のイメージですが、元はBMCが生みだしたイギリスの大衆車だったのです。長い歴史を経て、いまや世界中で愛される車となりました!(akiko koda@ロレンス編集部)
モーリス ミニマークⅡ スーパーデラックス (1969年)
従来のモーリス・ミニ・シリーズは標準が848ccのエンジンを積み、スーパー・デラックスが998ccだったが、スタンダードの方も増量されて同じ1リッター・エンジンとなったため、両者の区別はもっぱら内外装だけの差になった。実用本位で経済性を主眼にした標準型にくらべると、スーパーデラックスはぐっと上品な渋さ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第26回「ヒルマンハンター」(1969年モデル)
ヒルマンシリーズ最終章!第26号は、「 ヒルマン ハンター 」!美女が似合うイギリスの高級大衆車です!(akiko koda@ロレンス編集部)
ヒルマンハンター(1969年)
ミンクスと共通の足まわり、そして同じボデーシェルを使っているが、車格は別で、ハンターはミンクスより一段上級だ。エンジンは直4で1724cc、80馬力のものを搭載しているので、もちろんパフォーマンスもすぐれている。角型のランプハウジングに近代調ゆたかなグリルを配して個性を出し内装もまたスーパー級にふさわしく豪華な仕様を施している。
掲載元:モーターマガジン社
記事掲載:世界の自動車年鑑
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第25回「ヒルマン ミンクス」(1969年モデル)
第25号は“ ヒルマン ミンクス ”!ルーツ自動車が製造販売していた“ヒルマンミンクス”ですが、日本では“いすゞ”がノックダウン生産していました。(akiko koda@ロレンス編集部)
ヒルマン ミンクス(1969年)
ルーツの中型車としてすでに確固たる地盤を占めており、ミンクスの信頼性は定評づきだ。エンジンは1496ccの直4で、使いやすさを身上にしているため、圧縮比は8.4対1と低く押え、62馬力を出す。4段フルシンクロのギアボックスのほか、ボーグウォーナーの3速自動ミッションが選択できる。いや味のないデザインでしかも居住性も十分に考えた秀作だといえる。
掲載元:モーターマガジン社...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第24回「ヒルマン インプ デラックス」(1969年モデル)
いよいよ1969年モデルの“英国車”をご紹介!第24号から「 ヒルマン 」シリーズ参ります!(akiko koda@ロレンス編集部)
ヒルマン インプ デラックス(1969年)
ルーツグループが誇る高性能の軽量大衆車。直4、OHCエンジンは875ccという小容量ながら、圧縮比10対1と高く39馬力を出し、最高時速120kmまで引っぱる。機能本位に、ワゴン的な使い方もできるファミリーカーを目指したものが、スタイリングはバランスよくまとめられている。4段フルシンクロのトランスミッションを備え、性能的にも楽しめる要素をもっている。
掲載元:モーターマガジン社
記事掲載:世界の自動車年鑑