ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第203号「フィアット リトモ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第203号は、「 フィアット リトモ 」! “リトモ”とはイタリア語で“リズム”という意味だそうですよ!(akiko koda@ロレンス編集部)
フィアット リトモ(1980年)
79年モンテでデビューしたイタリアの2ボックスカーリトモは、その後、WRCはサンレモに出場しただけである。エンジンは1.5ℓのSOHC165PSでフロントを駆動する。79年モンテでは、成績は出なかったが、ベッテガの開発により、80年モンテでは、6位入賞の成績を残すことができた。フィエスタと同様フィアットも131アバルトが活躍したため、あまり目立...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第202号「フィアット131 アバルト ラリー」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第202号は、「 フィアット131 アバルト ラリー 」!
製作はベルトーネが担当し、ラリー用に製作されたため生産台数は400台のみとなかなかの希少車!(akiko koda@ロレンス編集部)
フィアット131 アバルト ラリー(1980年)
131ミラフィオリをベースに、ラリー用に作られた車である。この車は、77年、78年とWRCのチャンピオンになった車であるが、80年はフォードにしてやられた。エンジンは1994ccのDOHC4バルブ、235PS/7500rpm。ボディはFRP、軽合金を多用して軽量化をはかっている。フ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第201号「アウディ80」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第201号は、日本でも売れ行きを伸ばしていた「 アウディ80 」!(akiko koda@ロレンス編集部)
アウディ80(1980年)
79年WRCのポルトガルに、初めてこのアウディ80が顔を見せた。アウディは3年計画で、WRCをねらうようで、79年はその1年目なので、マシンを熟成させていく段階であり、まだまだマシンは非力である。エンジンはボディの大きさの割に小さく、1.6ℓのSOHC・160PSのパワーでフロントを駆動する。80年は2ℓエンジンで出るという話もあり、文字通り80の年になるか楽しみである。
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ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第200号「ダットサン バイオレット P10」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第200号は、「 ダットサン バイオレット P10 」!
当時のドライバーはティモ・サロネン!彼はのちの世界チャンピオンであり、ラリー界で最速を誇るドライバーのひとりであった実力の持ち主です!(akiko koda@ロレンス編集部)
ダットサン バイオレット P10(1980年)
日産が、旧バイオレット710に変えてWRCに挑戦した車である。エンジンは2ℓのSOHCでソレックスキャブにより195PSを発生している。しかし、グループ4のDOHCエンジンのホモロゲがとれていないのでグループ2で参加のため少少戦闘力は落ちるが名...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第199号「ポルシェ 935 ターボ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第199号は、「 ポルシェ 935 ターボ 」!巨大なターボチャージャーが武器で、どのレースも他の車は対抗できないほどの実力をもつ強力車です!(akiko koda@ロレンス編集部)
ポルシェ 935 ターボ(1980年)
79年のル・マンで、G6、IMSA等のクラスを破って、初めて優勝したGSマシンがこのポルシェ935ターボ。“耐久の王者”と呼ばれるほど速く信頼性の高いマシンだ。エンジンは水平対向6気筒2294cc(95×70.4mm)で、KKK社製のツインターボを装着して、出力675PSを誇る。このポルシェ935、す...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第198号「マツダ RX-7 252i」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第198号は、ボンネットの日の丸がなによりも印象的!「 マツダ RX-7 252i 」です!(akiko koda@ロレンス編集部)
マツダ RX-7 252i(1980年)
G5というよりも、IMSA仕様に仕立てられてル・マンに挑戦したのが、オート東京が製作したマツダRX-7・252i。13Bロータリー・エンジンを(654cc×2×2)搭載し、生沢徹、寺田陽次朗、C.ブシェットのドライブでル・マンへ乗り込んだ。しかし、残念ながら予選通過出来ず。ムーンクラフト製の、ポルシェ935風ボディカウルも、その効果を確めることが出...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第197号「ロータス ヨーロッパ ターボ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第197号は、ロータス初のミッドシップにエンジン搭載したロードカー「ロータスヨーロッパ ターボ」!こちらの製作者はF1ドライバーでもあったハラルド・アートルです!(akiko koda@ロレンス編集部)
ロータス ヨーロッパ ターボ(1980年)
ハラルド・アートル(ドイツ)が、ドイツ国内G5選手権用に開発したのがこのロータス・ヨーロッパ。外観からロータス・ヨーロッパの面影はほとんど消えている。エンジンはザクスピード・チューンのBDA(1427cc)で、KKK製のターボチャージャーを備えて380PS/9000rpmを誇る...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第196回「ランチァ ベータ モンテカルロ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第196号は、「 ランチァ ベータ モンテカルロ 」!(akiko koda@ロレンス編集部)
ランチァ ベータ モンテカルロ(1980年)
ル・マン24時間を除く世界のメーカー選手権に挑戦するために、ランチァが重い腰をあげて開発したベータ・モンテカルロ・ターボ。リカルド・パトトーセ/ウォルター・ロールのドライブで、確実に信頼性を増し、速くなってきつつある。1425cc(4気筒)エンジンに、ターボチャージャーを装着して、約420PSを誇る。初期にはオーバーヒートのトラブルが多かったが、79年後半にはその問題も解決したよう...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第195回「フォード カプリ ターボ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第195号は、いかついボディがかっこいい フォード カプリ ターボ です!(akiko koda@ロレンス編集部)
フォード カプリ ターボ(1980年)
ドイツのザクスピードが製作する、最も美しいシルエットを持つG5カーが、このカプリ・ターボ。活躍の舞台はドイツ国内G5選手権に限られている。何も、高いお金をかけて、それほど盛んでないメーカー選手権へ参加することもない、という考えからだろう。ドイツ国内選手権の方が、よほど盛況を呈しているのだからー。エンジンはBDA1427ccで、KKKターボを付けて約380PSを誇る。2...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第194回「デ・トマゾ パンテーラ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第194号は、デ・トマソ三作目のスーパーカー「 デ・トマゾ パンテーラ 」!ちなみに“パンテーラ”はイタリア語で“豹”という意味だそうですよ!(akiko koda@ロレンス編集部)
デ・トマゾ パンテーラ(1980年)
1979年の世界メーカー選手権ーもちろんイタリア中心ではあったがーで、かなり真剣な走りを見せたのが、このデ・トマゾ・パンテーラ。従来と異なる点は、パワー・ブラントにフォードのV型8気筒・5769ccエンジンを搭載したことで、出力は約800PSを誇る。ル・マンには毎年姿を現わすが、今年はG.F.ブランカテ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第193回「アストン マーチン AMV8ターボ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第193号は、アストン マーチンのルマン スペシャル「 アストン マーチン AMV8ターボ 」!製作はアストン マーチンのディーラーであるロビン・ハミルトンです。(akiko koda@ロレンス編集部)
アストン マーチン AMV8ターボ(1980年)
イギリス人ロビン・ハミルトンが、世界メーカー選手権に出場するために、アストン・マーチン・ヴァンテッジを改造、ターボチャージャーを取り付けた車がこのAMV8ターボだ。総排気量5340ccで、ターボ換算7476cc。出力800PSを超えている。しかし、この車の最大の欠点は、デ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第192回「BMW M1」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第192号は、「 BMW M1 」!
レース用に製作されたホモロゲーションモデルであったため、生産台数が500台数以下と少ない幻の名車です!(akiko koda@ロレンス編集部)
BMW M1(1980年)
79年のル・マンに、派手なシュールレアリスティックなカラーリングで出場したBMW・M1。フランスのエルベ・ポランのエントリーだった。このBMW・M1は、M88/1タイプの直6エンジン(3498cc)を搭載し、なかなかの走りを見せたが、総合上位は難しかった。クラスはIMSA。マーチはG5のM1を鋭意制作中で、79年の...