低リスク・基礎練に好適とされる小排気量車、我が国で定番となる4ストローク250cc級、とりあえず乗ってみろと言っても皆が尻込みする450ccモトクロッサー改・・・ざっくり区分けしたらニッポンのグルグル場にはこれらカテゴリーが集ってくるわけですが、まだまだほとんど誰も手をつけていない未開の領域が実はあります。ちゃーんと作り込んだらかなり面白くなりそうな重量級のやつが。

メイカー筆頭に世界は "なんちゃってそれ風カスタム" で溢れていますが

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。数年前にハーレーダビッドソン社が発表した、微笑みの国メイドの新型水冷スポーツスターSは、真横から見ると相当にダートトラック・モチーフで実は筆者もおおおっ!と前のめりになりましたが、現車に人がまたがる姿を見るとははぁなるほどぉ・・・と思いっきり落ち着いてしまいました。

画像1: メイカー筆頭に世界は "なんちゃってそれ風カスタム" で溢れていますが

目新しいしまとまってるし速いらしいしイマドキのテイストだしでかなり素敵だとは思うんですが、なんかもうちょっとスポーティと言うか・・・"それらしさ" がある方が好みなんです個人的に。

というわけで、本日改めてご紹介するのは "フーリガン" カテゴリーです。

画像2: メイカー筆頭に世界は "なんちゃってそれ風カスタム" で溢れていますが

改造範囲をかなり厳密に制限したVツイン大排気量の市販マシンでレーシング!という非常に明快かつ豪快なクラス設定ですが、それなりに結構多彩な創意工夫が見られて面白い。そして (乗る人が乗れば) ちゃんと走ってるしかっこいい。なんなら "ご近所バイク" にだってなかなか良さそうな雰囲気。これじゃね?これでしょ!

とはいえメインフレーム以外ほぼ全身相当ヤってる感じですがね・・・

画像: とはいえメインフレーム以外ほぼ全身相当ヤってる感じですがね・・・

メインフレームに手を入れて車両のジオメトリ変更するのは禁止、という基本ルールですがそれじゃあということでトリプルクランプを角度可変にしてキャスター数度立て。リアショック取り付け位置はスイングアーム側で大幅変更。セットアップしやすさを狙ってフロントフォークは日本車のやつに交換。タンクシートはFRPのレース専用品。挙句に搭載するエンジンはビューエル用のクレートモーターだそうでもうどこらへんが元々のスポーツスターなのかわからない。でも目的は完全にスポーツなのだし空に輝く数多の星のような叡智と工夫が塗されているからやっぱかっこいいですね。日和って無改造デュアルパーパス選手権とかやってる場合じゃないと思うぞAFT。血迷ったな。

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素敵やん、ですよ。流行る可能性あるんじゃないですか?まぁ乗り物のカテゴリー以前に、キモチ入ってる腕自慢の面子が10人とか集まるか否かがもっとも肝心なところなのかもしれませんけどね。

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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