オーバル走法の基本を学ぶなら100ccクラスのミニオフローダー、本格的なスポーツライディングが楽しみたければこの地の気候・風土・環境・状況?に合致した250cc級の独自専用設計スペックマシン・・・こそが唯一無二の正解に近い最適解!とされてきた我が国のグルグルシーンですが、いい加減に残弾乏しくなってきてもまだその線で押しますか?

よくよく考えたら10台用意できなけりゃ10人増えないんじゃないか?

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。最初の1台に何を選ぶか問題、日本では長らくヒャク or FTR (インディアンじゃない軽二輪の方) を選らんどけば間違いなし!ということになってきましたが、ヒャクは10年以上前にディスコン = 生産終了で中古高騰&後継機種の125ccは低スペック化・価格アップ・タマ数少なめ。1980年代に結構な熱量で開発されたけど不人気のため数年で新車ラインナップから落とされたFTRは今やヴィンテージ領域の車両とも言える存在となり、長年これに親しむ玄人衆はいいかもしれないけれど一見さんが易々手を出せるところに選べるほどの個体が漂っているわけでもなく・・・2000年代に販売されたその223ccの復刻レプリカモデルはどうなっちゃったんだろ?全国のバイク便さんが乗り潰しにかかったり、はたまたアジアの各地で働く車両とかになってるのかしら?

画像: よくよく考えたら10台用意できなけりゃ10人増えないんじゃないか?

エントリーユーザー向け、という定番設定は確かにないよりあったほうが便利ではあるけれど、タマが減っては戦は出来ぬ、じゃないですけど10台集められなければ10人増やせないはずですからね。

20年前に日本で一箇所だけやっていた年間シリーズの公式戦があったんですけど、223cc初心者クラスなんて通年レギュラーで多く見積もっても15人くらいしか集まってなかったし、今に始まった話でもないんですけどね。

考えるのと工夫するのをやめたらニンゲンなんて野菜とおんなじだ?

あちらの軽量級・中量級マニアの方たちにはそんなスタンダードオプションの概念はほとんどないらしく、全体に占める比率も少ないですが探してみると個性的なマシンがちょいちょい見つかります。

画像1: 考えるのと工夫するのをやめたらニンゲンなんて野菜とおんなじだ?

仕立てる方向性が確立しているからか、今にもそこそこ走りそうな整ったスタイルが多いんです。蓄積されたノウハウと一般に広まる情報の差・・・越えられない壁?いやそんなことはないでしょう。駆け出したばかりの方、これから始める方は情報とかネタを集めるのも興味の範疇と思って熱心にさらってください。不勉強は愚直とは違います。

画像2: 考えるのと工夫するのをやめたらニンゲンなんて野菜とおんなじだ?

どれもこれも魅力があって目移りしちゃう。夏休みの自由研究のテーマ?いいかもしれませんね。
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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