カスタムショウのマシンとか見てると残念吐息連発なんですけど・・・
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。大小様々なオーバルシェイプのレーストラックでよーいどんするのが起源 (というかどこまで深堀りしたってそれに尽きますけど) であるダートトラッカーの容姿としては、観客席とかレフェリーとか遠目からもはっきり識別できるよう、横12インチx縦10インチ以上の角丸長方形プレートとか規定のスペースいっぱいに、どーんと数字が入るのが古来より当たり前のスタイルでした。

国の内外を問わずダートトラック"風"カスタムマシンを目にする機会って最近すごく増えましたけど、このスペースに数字なしでシールべたべた貼ってるのとか、数字がやたら小さいのとか、あとヴィンテージモトクロスみたいに楕円プレート採用なのも、なんだかあああああ (誤入力にあらず!) って非常に残念な感じがしちゃいます。他の造り込みがどんなにいと凄まじくても、原点リスペクトがなされてないのは・・・ねぇ。狂気?いや俠気?の原理主義者には受け付けられないのですよ。
凝りすぎたペイントナンバーとかアルミのリブ付きプレートとかもちょっと違う気はしますけど・・・まぁそこらのニュアンスは嗜好の範疇ですかね。個人的には数字なしの白無地プレートの方がよほど潔い感じもするし。造り込んだショウバイクでプレートの裏側まで見せたいなら展示に際しては透明樹脂プレートとかでもいいのかも。ああ!名案かも。

何年か前、他種目のサポートクラスで、主催者指定の地の色と文字の色のコントラストが少なくてモノクロ写真撮った時とか色覚弱い方には非常に見えづらいというので大問題になったことがあるんですが、10台以上とかを一斉に走らせてキチンと着順管理したければ、このように色も揃っていた方が恐らく見やすいのではないかと思います。数字大きめは当然のこととして。
長年やってる玄人ならばパーソナルナンバーにこだわりが・・・あるはず?
このデイトナの写真は何年ごろなんだろう?まだジェット型ヘルメットでレース出ることがルールで許されていた時代、2ストローク右チェーンの通称 "RED ROCKET" ホンダを駆る59番はA級プロライダー (誰なのかはお調べくださいね) 、なので白黒プレートで数字もどーん!ですが、後方の黄黒9BのJrクラスのライダーは、そこにまで気を配る余裕はないのかフォントがとってもおとなしい感じ。

本人楽しんでいて速けりゃいいじゃんって考えもあるのかもですが、ハタから見ていて気持ちが入るのは圧倒的に "整ってるほう" だと思うんですよ。看板背負ったりサポート受けてたりしないとそんなの気にならない・・・ってこともないはずです。カッコ良い方が正義、というシンプルな論理でも59 > 9B、となるように思いますが如何でしょうか。
ダサいフォントとかビニールテープで数字急ごしらえみたいなのとか、ホントやめましょうよ。
じゃあどういうのが良いのかは・・・ググってみてもきっと出てきませんねぇ。
筆者360本超の過去記事のどこかで、軽く触れたことがあるような気もしたりしなかったり?
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!