ゼロからいきなり教わるの?それホントに美味しいの?
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。のっけから不穏な書き出しで恐縮なんですが、最近とみにスクールに関するお問い合わせが増えてきてまして・・・ホンネを言いますと目先の小金稼ぎとかこちらの自己肯定感 (そもそも嫌いな言葉ですけど) の向上のために、アレコレ用具を揃えて場を設け、自らのシートタイムを削ってその先があるかどうかもわからない他人様、敢えてカテゴライズするなら所謂 "教えてくん" にテクニックとか心構えを懇切丁寧に伝授するほど、現在の筆者はヒマではありません。キッパリ。
自力でゼロから情報を集めたり、見たこともないものを想像したり、それでは埒があかないからとまずは見物のために現場へ足を運んでみたり (情報も見たこともないものをどうやっていきなり体験?) そういった時間って、とば口に身を置いた最初の時しか持てない、貴重な機会だと思うんですよね。いきなりパッケージで簡単に得ようとするのは・・・都合が良過ぎる?いえいえ勿体ないですよ。
スプリントレースで転ぶのは絶対勝てないから良くないし、転ばず速く走る方法を追求するのはもちろんあるステージ以上では最重要ですが、転んじゃうかもしれない勢いと勇気でトライすることとか転んでも怪我しにくい装備を充実させることからまずは始めないといけないんじゃないでしょうか。
教える方にも何かしらクセや魂胆があるのだから、それに触れる前に自分を持ったほうが良いです。
というわけでまずは体験 (見るだけも含めて) 。そこで何かしらを体感できたら、さらに先へ、深みへと徐々に進んでいくのが完全に良策かと思いますがいかがでしょうか。そういう過程でのお問い合わせでしたら、気持ち良く相談にも乗れると思うのですが。
ggrks!! とデッカイ声で言いたいところですが?
このスポーツに関する四方山噺、ご存知の通りググってもほとんど何も体系めいた情報は出てきませんし、多くの中の人はSNSの海に溺れてその更新で忙しく、あるいはどこに売ってるのかも判然としない小部数のイカした出版物 (そもそも街場の書店に並んでいるのか?) にだけ載ってたって・・・本当に響いてほしい相手の脳神経や魂の奥底にまでお届けできているのか非常に怪しいところです。
手前味噌ではありますが毎週金曜に必ず公開となる当コラム、今数えましたら本日が第355回目の丸7年。振り返り読み返してみると、さすがに鮮度が落ちてしまった記事とか現状との乖離とか筆者自身の思考や嗜好が変わってきた部分も散見されて時の流れを感じちゃいますが、物量だけならどこにも負けない一大ストックとなっております。寒い寒いオフシーズン、年末年始のお休みの折にでも、古いものから順に手繰っていただいたりするなど一興かと思いますのでお時間ありましたら是非。
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!