こんな細部まで平易に解説できるのはさらに先を行く自信と確信の表れか?
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。本日ご紹介するのは本場最高峰のプロ・ダートトラックシリーズ = アメリカンフラットトラックの各カテゴリーで表彰台の常連となって久しい最有力チームのひとつ、ヤマハMT-07改とYZ450Fをそれぞれ複数のライダーに託して走らせる "エステンソンレーシング" が、今日的AFT攻略のTIPSとでも言いましょうか、ライディングスキル "以外" の部分を紹介する、すごーく短い動画・7連発です。
実はこれらのテック・エピソードシリーズ、数年前からひっそり公開されていたものなんですが、驚くほど再生数が伸びておりません。AFTレベルでは当たり前の内容ばかりなのだとは思うのですがー、あちらでも外野の皆さんはあまり興味ないのかな?もちろん全編英語で字幕なしなんですけど、1本ずつは短いですし難しいことはひとつも言っていないので是非チェックしてみてください。
特に駆け出しのダートトラックライダー諸氏!億劫がって見ないでいると、頑張って全部目を通してうっすら内容を理解した貴方と同じようなレベルのライダーは、文字通り "新しい引き出しを7つ手に入れた" ことになるでしょうから、次は全然歯が立たないかもしれませんよ。なんてね。
状況に応じてリム幅 x 重量違いの4つのホイールセット・コンビネーションを用意!
近年注目の2気筒マシンでのハイスピードTT戦、サスペンション・セットアップについて
無変速での走行が一般的なショートトラック/ハーフマイルでのギアリングについて
TT戦ではレフトハンダー (左コーナー) でも強力な前ブレーキをちょっと使うようですね?
様々なトラックタイプに応じて仕様の違う複数のエンジンと予備機をいつでも準備済み!
レースはターンだけじゃない!(話はマイル戦だけど) ストレート部でするべきことは?
今日的モダン・レーシングマシンのエレクトロニック・セットアップのこと
いろいろ考え・準備し・試して・モノにしないと勝てないってこと、ですね
今日お伝えしたいことは、あちらのプロに倣って高価なパーツを揃えろとか、大勢に手伝ってもらいながら自分は乗るだけレーシングの体制を整えよう、ということでは決してありません。物事には様々な切り口があり、例えシンプルなオーバルレーシングでも、ラップタイムを縮め、ライバルに肉薄し、どんな形であれそのヒートで勝利することを目指すなら、できることは全てやる "ALL IN" の姿勢で臨んだほうがいいのじゃないかなぁ、というお話です。
闇雲に周回を重ねてタイヤを減らし汗をかきマシンを消耗させて "やった気" を得るのもある種の満足ではありますが、例えばハンドルの長さ高さ違いを試す、ギアリングとラインコントロールを様々に試してみる、ターン進入で仮想ライバルを見立てていくつかの異なるアプローチを試しそれを精度高く成功させるよう研鑽してみる、とか・・・日々の走行でできることってまだまだあるはずです。
もう何年も (COVID-19禍の始まるはるか以前から) 筆者ハヤシは自分の為にライディングする機会がびっくりするほど減ってしまっていたものでしたが、この次乗るときには前回からの "続き" ではなく新しいより高次のフェーズでリスタートするのだと決心しています。体力とか乗る筋力はめっきり落ちているでしょうけど、少なくともアタマの中のアイディアは何年分か前進していますからねー。
とりあえず年明けより、これまでほとんど考えていなかったトレーニングのつもりで "土のコースで自転車キコキコ" あたりから始めたいと思います。なんかもう自分史上もっとも壮大な "現場復帰プロジェクト" になりそうなんですけど?オーバル走る前に大ケガしないよう気をつけよう・・。
ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!