80年代黄金期だって"HD vs H"の構図があったからこそ?盛り上がった訳で
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。出走台数16台 (純粋なスーパーツインズ12台 + プロダクションツインズ決勝上位入賞4台) で争われた開幕戦ファイナルレース (10分 + 2周) 、各メイカー内訳はインディアン9・ハーレー3・ヤマハ4。
そもそもFTR750が出走できない公道用市販エンジン改クラス = プロダクションツインズからXG750RとMT-07が2台ずつ、来期の2クラス統一を占う意味で "繰り上がりワイルドカード" 的に加わったためですが、ハーレーが2・7・11位、ヤマハが3・4・8・12位を占め、表彰台も3メイカーが美しく分かち合ったため、(牙を抜かれ檻に閉じ込められた結果とはいえ) インディアン天下 = 退屈・・という往年のファンにとっての厭世ムードからは脱しつつあるようにも思えます。
純粋な力とパフォーマンスの戦い・・・という意味では多少疑義もありますが?プロモーションとかブランディングという意味では今回のフォーマットチェンジ = 演出は功を奏したようです。
450ccシングルスは筆者イチオシのコーディ・コップがキャリア初優勝!
先週の当コラムでご紹介したデビュー2年目・450ccシングルスのコーディ・コップは、ほぼ全てのセッションを首位でキープし、1mmも危なげなくプロキャリア初優勝。うまいこと性能差をデチューニングされたスーパーツインズとか、インディアン不在のプロダクションツインズとかより、やはり今年は450ccクラスから目が離せない気がします。
よく見ると表情も父ちゃんそっくり。その血統をどのように証明するか要注目!AFTの次戦テキサス・ハーフマイルは今週末土曜日19日開催の予定です。
ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!