ロレンス編集部
BMWとMINIの体験型ショールーム
ほとんどすべてのモデルに試乗可能
世界最大級の体験型ショールーム
BMWは今年、創立100周年を迎えた。そして、3月7日、ドイツ本国での記念イベントを皮切りにして、現在、世界各国で同様なイベントを開催して、この100年の成果を振り返り、また未来を語っている。そして、今回、東京でも開催されたが、それはいかにもBMWらしい施設のお披露目でもあった。(文:荒川雅之/写真:永元秀和、BMWジャパン)
BMWは今年、100周年を迎えるにあたって、改めて自らのブランド価値を高めるべく、世界各国でさまざまなことに取り組んでいる。その中のひとつがここで紹介する、7月8日に東京・お台場地区で開催されたイベ...
ロレンス編集部
ポルシェ718ケイマン海外試乗
この新型はスポーツカーとして
より完璧な姿にいよいよ近づいた
今後、「911」と並ぶスポーツカーシリーズのモデル名となる「718」。日本でもすでに発表され受注もスタートしているが、欧州では9月末からのデリバリーだ。スウェーデン第3の都市であるマルメを舞台に、サーキット試乗も含めて開催された国際試乗会において、その出来栄えと価値を早くも確認することができた。(文:竹花寿実/写真:Kimura Office)
ボクスターのクーペバージョンとして2005年にケイマンの初代モデルが登場してから、今年で早くも11年が経つ。オープンボディのボクスターよりも、ピュアなスポーツカーとして位置づけられるケ...
ロレンス編集部
個性が光るプレミアムコンパクト
シトロエンから独立した新生ブランドの“DS”。そのラインナップがついに出揃った。ここではもっとも量販が期待されるDS 3を中心に試乗レポートをお届けする。(Motor Magazine 2016年8月号)
このところ業績好調が伝えられるPSA(プジョー・シトロエングループ)だが、その契機となったのは2014年3月のカルロス・タバレスCEOの就任かも知れない。日産の副社長からルノーのCOOになり、その後、同国のライバルであるPSAのCEOへと転身し、当時は大きな話題となったが、いまやタバレスCEOの描いたビジョンどおり、すべてがうまく回っているようだ。
そして、このDSブランドをシトロエン...
ロレンス編集部
行動範囲が広がりそう
ザ・ビートルのオフロード仕様であるデューンにアムステルダムの郊外で試乗することができた。このモデルはすでに日本においても500台限定で発売が開始されているが、その印象をさっそくお伝えしよう。(Motor Magazine 2016年8月号)
試乗会はオランダ・アムステルダム近郊の北海に面したリゾート地、ノールトウェイクで開催された。すでに日本導入もアナウンスされている。日本仕様は右ハンドルの1.4TSI+7速DSGでボディはクーペのみ、ボディカラーはサンドストームイエローメタリックだ。
今回ハンドルを握ったのは、左ハンドルのヨーロッパ仕様だ。日本では限定モデルだが、本国ドイツでは「R-ラ...
ロレンス編集部
ゴージャスで躍動感もある走り
ジャガーFタイプの特別な1台、SVR(Special Vehicle Operations)に試乗できた。舞台にサーキットが用意されていたが、そのエモーショナルで優雅な走りに驚かされた。(Motor Magazine 2016年8月号)
今年3月に開催されたジュネーブオートサロンでジャガーが公開したFタイプSVRは、2013年から市場に投入されているFタイプのハイパフォーマンス版である。“SVR〞.とはジャガー・ランドローバー社の噦スペシャル・ビークル・オペレーション部門で仕立てられたスポーティでハイエンドなモデルである。ジャガー・ランドローバーには経営陣やマーケティング、そしてエンジニ...
ロレンス編集部
メルセデスベンツ“Aクラスファミリー”を試す
メルセデスベンツの躍進を支えるコンパクトモデル
メルセデス・フロントドライブ・アーキテクチャー、すなわちMFAプラットフォームを最初に採用したのは、2012年に上陸した2代目Bクラスだった。今回はAクラスファミリーということなのでBクラスの詳細には触れないが、Cセグメント車に求められる居住性や積載性をしっかりと確保したBクラスを最初に投入したからこそ、メルセデスのコンパクトカー戦略はここまで多彩になれたのは間違いない。(Motor Magazine 8月号 文:石川芳雄/写真:井上雅行)
現在車名に「A」の文字が付くモデルは、2013年に国内デビューした5ドアハッチバックのAクラス、同年...
ロレンス編集部
マセラティギブリのディーゼルに乗る
長く付き合いたいと思う
マセラティ快進撃の原動力になっているギブリには、ディーゼルエンジン搭載モデルが設定されている。
試乗車が用意されたということで、さっそく乗ってみたが、その懐の深さ、クルマと一体感が得られることに感心した。(Motor Magazine 2016年7月号)
マセラティと言えば、100年の歴史を持つスポーツカーメーカーである。過去を振り返ればモータースポーツにおける活躍ぶりを知ることができる。しかしその歴史は波乱に満ちたもので、親会社が頻繁に変わるなどして、そのブランド力を十分に活かすことができない時代が長く続いた。
そこに変化が訪れるのは2004年にフィアットのCE...