ロレンス編集部
アグレッシブで陽気な天才。浮谷東次郎の人生@『RIDE 14』
1960年代に活躍したレーシング・ドライバー浮谷東次郎をご存じだろうか? 裕福な家庭に生まれた彼は、勉強をしたければ誰でも入学できる大学を設立するという夢を持ち、その資金を稼ぐためにレーサーになったと言われている。類い稀なセンスと才能を持つ彼は、瞬く間に日本のトップレーサーに成長するも、1965年8月20日に わずか23歳の若さで悲運の死を遂げた。 東次郎のレーサーとしてのキャリアは2年ほどにすぎない。だから彼のレーサーとしての資質は完全に証明されたわけではなかった。しかし、少年時代から始まる彼のアグレッシブな生き方と実行力は、その死を乗り越え、多くのレースファンや後進に勇気を与え続...
ロレンス編集部
6000回転から始まる蠱惑のサウンド。VMAXと祭りに魅せられて。- 「The Boosters」@『RIDE14』Vol.01
夏祭りの時期には、若者たちが故郷に舞い戻ってくる。
その中にはでかいバイクで走り回る騒々しくて”有名な”双子イサオとイサムの姿も。二人はそれぞれ黒と白のつなぎに、黒と白のYAMAHA VMAXを愛車としていた。
仲が悪いわけでもなく、互いに真似し合っているわけでもない。
たまたま好きなバイクが同じなだけ。
走る理由も必要ない。ただ二人で張り合って走ることが楽しいだけ。
それは真夏の祭りのエネルギーに似て、ただVmaxのVブーストを利かせて駆け抜けたいだけなのだ。
夏になれば故郷に戻る。祭りの狂騒に身を委ねているだけで若者は時間を忘れる。
VMAXにまたがればスピードに没入する。Vブースト...
ロレンス編集部
求めよ、さらば与えられん.... HONDA 空冷4発CBの記憶 @『RIDE13』Vol.02
豪雨の中を駆け抜けたのは、HONDA CB1100Rだった。
東本昌平作品のファンならば、非常に馴染みの深い一台だろう。
豪雨の中を駆けるHONDA CB1100Rはどこへ向かうのか「Dear life」@『RIDE13』Vol.01 - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
激しい豪雨の中、高速道路を飛ばす一台のHONDA CB1100R。 雷鳴と黒雲に、心が折れそうになるライダーは、激しい後悔のなかで、なんども引き返そうかと思うのだが、アクセルを開き続ける・・・。 果たして、彼はどこに向かっているのか。
そう、この男。...
ロレンス編集部
もし、忘れられない恋人の娘が目の前に現れたら?- 『RIDEX ライデックス カワサキ スペシャルエディション』より.
Kawasakiの名車をフィーチャーしたコミックをまとめた、モーターマガジン社のムック雑誌『RIDEX ライデックスカワサキ スペシャルエディション』(©東本昌平/モーターマガジン社)。
その中でも中年男性人気がもっとも高いのが、この「While I Know」なのではないだろうか?
バイク漫画の金字塔「キリン」の東本昌平がRIDEで発表した作品をムービーで、グッとくること請け合いです - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
バイク漫画の金字塔「キリン」が現代の日本のバイクムーブメントに多大な影響を及ぼしたのは間違いない...