ロレンス編集部
ロレンス編集部で初めてツーリングにいってみた[2]「ライダーはなぜか先端を目指すもの」
横浜横須賀道路を快調に南に向かって走り、横須賀PAでひと休み。このあたりまで来ると、都心より気温が何度か高くなったように感じる。朝まで昨日の大雨が残っていたせいか、あるいは気象庁の梅雨入り宣言がツーリングをためらわせたのか、三浦半島はあまりバイクが走っていない。
今回のツーリングルートで最大の観光地のひとつ、三浦半島の突端にある城ヶ島公園に到着。ここで合流する予定の、ロレンス代表の小川を待ちます。爽快な6月の空の下を、渋滞に巻き込まれることもなく快走してきたので、初ツーリングのアキちゃんもご機嫌です。一方の、長年バイクに乗り続けてきた、コアなバイク乗りといえる男子(オッさんですけどね)は...
ロレンス編集部
速報! B.アンスティ、スーパーバイクTT初優勝!
マン島TT公式ウェブが、7日午後に開催されたスーパーバイククラスの結果を報じています。優勝したのは、ニュージーランドのブルース・アンスティ(ホンダ/バルボリン・レーシング・バイ・パジェッツ・モト)。この勝利は彼にとって10度目のTT制覇ですが、スーパーバイクでの優勝はキャリア初となります。
話題?のM.ダンロップはリタイアに終わる。
レース序盤をリードしたのは、予選最速のハッチンソンでしたが、アンスティはラップごとにペースを上げて追撃。5秒以上の差をつけて真っ先にチェッカーを受け、総合タイムでハッチンソンに約10秒差をつけて勝利しました(平均時速は128.749mph・約207.201k...
ロレンス編集部
別れ話を電話で済ませた役者のおかげで、詰められそうになった夜
愛の伝道師の不手際
ドラマ「半沢直樹」で人気を博し、最近では「LOVE理論」なるドラマで愛の伝道師的な役柄を演じている片岡愛之助さんだが、恋人との無粋な別れ方でトラブルの最中にいるという。
なんでも電話で別れを告げて、それで交際は終わったと思い込んでいた愛之助さんに対して、女性のほうは別れたつもりになっていなかったという。長いこと愛を育み、結婚も見据えていたはずの愛しい男が、まさか自分に対して一本の電話で終わりを告げるなんてことができるはずがない。彼女の立場から言えば、そういうことだったらしい。
その結果、思いもかけない愁嘆場に多くの一般大衆を巻き込むことになってしまったわけだ。
「楠さ...
ロレンス編集部
ロレンス編集部で初めてツーリングにいってみた[1]「マニアックなバイクばかり集まったもんだなぁ w」
ロレンスはバイク好きが集まってできあがっている。そんなバイク好きのロレンス編集部で、ツーリングに行こうとなるのは当然のこと。梅雨に入ったと西から知らせが届いた週末の土曜日。昨夜の大雨もすっかり上がって、以前から予定していた初めての編集部ツーリングへ出発しようと、広尾にある事務所の前に集まった、ロレンスの記者たち。左からクラシックバイクのエキスパート・宮崎記者。中央は私の古い友人で元レーサーのヒロシ。紅一点は「編集長、教えてシリーズ」の連載が好評のアキコ記者。そして写真を撮る編集長の私の4人で出発します。
ロレンス編集部はなかなか個性的なメンバーが集まっている。なのでツーリングに出かけるバ...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】貴公子オーランド・ブルームが汚れ役に挑戦。南アの深い闇に挑む刑事たちを描く『ケープタウン』
本作の舞台は南アフリカの首都ケープタウンだ。麻薬組織と殺人事件を追う二人の刑事たちの戦いを描いているが、それだけではない。
本作の原題は「ZULU」。ZULUとはズールー族のことである。アパルトヘイトの傷跡がなかなか消えない南アフリカの、原住民族の一つだ。この原題を知るだけで、本作が単なるクライムサスペンスでないことがわかる。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ホビット』『リング』シリーズでは、海や森林の中で爽やかな美貌がひときわ光っていたオーランド・ブルームが、本作では無精髭に刺青、酒と女にだらしないアウトロー的な刑事ブライアンを演じている。
そして、主人公ブライアンの上司であり相棒...
ロレンス編集部
M.ダンロップ、ヤマハR1からBMWへスイッチの衝撃!
英国を代表するメディア、MCNによると、11度のマン島TT王者であるマイケル・ダンロップが、マン島TTのスーパーバイククラスとセニアクラスの決勝が間近になった今になって、マシンをヤマハR1からBMW S1000RRにスイッチすることを発表しました。
王者の判断は、吉と出るのか・・・!?
昨年度、1939年以来となるセニアクラスの勝利をBMWにプレゼントしたM.ダンロップのこの「決断」は、当然ながらマン島TTのパドックを騒然とさせることになりました。練習走行でTTコースを3周走った後に、ダンロップはこのアナウンスをしたわけですが、ヤマハR1での平均速度は124.519mph(約200.39...
ロレンス編集部
穏やかな笑顔の”殺戮者” ゲンナディ・ゴロフキンを知っているか?
この穏やかな表情で、これまた爽やかにボーダーを着こなす男。
ちょっとエスパー伊東さんにも似た顔立ち。
読者のみなさんは、この男が誰だかご存じだろうか??
柔和な顔から想像できない彼の正体
この男、ゲンナディ・ゴロフキンは、最激戦区のボクシング世界ミドル級で最強、いや、パウンドフォーパウンド(仮に体重差がなかった場合に最強と考えられるという意味)と考えられているボクサーなのだ。
WBA世界ミドル級スーパーチャンピオン(2015年6月現在)であり、プロアマ通じて一度もノックダウンされたことがない。それどころか、プロ転向後33戦 33勝 (30KO) 無敗、実に90%以上のKO率を誇る怪物なの...
ロレンス編集部
スゴイ! 世界最速のおじいちゃん!!
みなさんはご自身が80歳を越えたときに、モーターサイクルに乗っていると思いますか? 私はそうでありたい・・・と思いますが、日頃の不摂生を思うとそれは叶わぬ夢と感じてしまいます。しかし!!! 世の中にはすごい方がいるものです。なんと87歳のおじいちゃんが、今年のマン島TT前のプレイベントであるシングルレース(250cc)で、最速ラップを叩き出して優勝したのです!
フォーエバーヤング、という言葉は、彼のためにある?
そのおじいちゃんは、英ヨーク在住のテッド・フェンウィック。氏は2012年にエンジニアの仕事をリタイアした、3人の孫のおじいちゃんですが、クラシックなドゥカティ単気筒に跨がればまだ...
ロレンス編集部
BELLヘルメットのレジェンド500-TXを現代に蘇らせる「アクティブ」の挑戦[後編]
前編はこちらからどうぞ。
SG認証で公道を走ることができるBELL 500-TXJ
「オールドBELLはこの前頭部のふくらみが特徴的だと思うんです」と小山さん。素人目にはほとんどわからない程のラインが美しいと、まっさきに指摘するところに、小山さんのこだわりを感じることとなった。500-TXはビンテージバイクファンの間では、もちろん有名なヘルメットなのだが、当時のオリジナルは10〜20万円という高値で取引されており、しかもいまの安全基準を満たしていないため、“観賞用”という名目で販売されており、実際には公道で被ってバイクに乗ることはできない。アクティブが開発した「BELL 500-TXJ」...
ロレンス編集部
BELLヘルメットのレジェンド500-TXを現代に蘇らせる「アクティブ」の挑戦[前編]
現代のヘルメットのルーツとなるBELL 500-TX
多くのバイク乗りが憧れるレジェンド・ライダー、スティーブ・マックイーンが愛用していたBELLヘルメット。いま、みなさんが被っているフルフェイスやジェットタイプの、バイク用のヘルメットを世界で初めて開発したのは、このアメリカのヘルメットメーカー「BELL」だった。BELLは1954年にロスアンゼルス郊外の小さなガレージから創業したという。それまで、乗馬用の流れをくんでいた半キャップ型が主流だったバイク用ヘルメットに、初めて頭部全体を覆うデザインの「The 500」を開発。グラスファイバー製のシェルとインナーの保護素材に、発砲ウレタンライ...