ロレンス編集部
【1/100の映画評】やっぱり何度見ても意味がわからないけどカッコよすぎる『ランブル・フィッシュ』
フランシスコ・コッポラ監督が描く、バッドボーイとモーターサイクルの青春ストーリー。不良少年ラスティ・ジェームズには、モーターサイクルボーイという異名をとるとびきりクールな兄貴がいたが、彼はなぜか失踪して行方をくらませていた。なぜ自分を置いて姿を消したのか、理由がわからず苛立つラスティ。 そんなラスティは対立する不良グループとの抗争に応じるが、その最中にモーターサイクルボーイが戻ってくる。しかし、尊敬する兄貴はなぜか昔の面影はなく、喧嘩や諍いを嫌い避けるようになっていた。彼が関心を持つのは水槽の中のランブルフィッシュ(闘魚)だけだった・・・。
ロレンス編集部
【1/100の映画評】頑固で厳格な父親に反目し続けてきた息子が、父親の危機に立ち上がる『ジャッジ 裁かれる判事』
絶縁状態の父にかけられた殺人嫌疑にとまどう敏腕弁護士
正義の判事であり地元の名士である父親を持つハンク(ロバート・ダウニー・Jr.)。彼は金持ち相手の依頼しか受けない、辣腕弁護士だが、人生観が違う父親とは長らく絶縁状態にあった。
2度と会いたくないと思っていたハンクだが、母親の突然死でやむなく実家に戻ると、そこに大きな事件が起きる。判事である父ジョセフにひき逃げによる殺人の嫌疑がかかり、保安官に連行されたのだ。被害者は判事である父が有罪にして、20年の刑期を終えて出てきたばかりの元殺人犯の男。しかも父の車から、男の血痕が見つかってしまう。動機も証拠もある、これでは有罪にされてしまう可能性...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】妻子を殺された麻薬取締局捜査官が巻き込まれた惨劇とは? アーノルド・シュワルツェネッガーの『サボタージュ』
消えた1000万ドルをめぐって起きる連続殺人
アーノルド・シュワルツェネッガー演じるジョン・”ブリーチャー”・ウォートン率いるDEA(連邦麻薬取締局)の特殊捜査チームの面々(9名)は、麻薬密売組織から1000万ドルを奪った容疑で調べられる羽目に。
証拠不十分で無罪放免とされた彼らだったが、やがてチームをターゲットにした殺人事件が起きる・・・。これは組織の報復なのか?それとも??
ジョンは女性刑事キャロラインの協力を仰ぎ、見えない敵の正体を探るが、チームのメンバーはさらに一人一人殺害されていくのだ。
真相に迫るジョンたちだったが、実はジョンにはキャロラインにも言えない重大な秘密があった。
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ロレンス編集部
【1/100の映画評】観た!よかった!言えない!『スターウォーズ フォースの覚醒』
『スターウォーズ フォースの覚醒』を観た。
もちろん感想は書けるが内容にはあまり触れることができない。ネタバレしたら見に行かないような映画か?というとそんなことはない。ストーリーを全て知っていたとしても何度でもみたくなる作品だし、その度に楽しめるだろう素晴らしい映画だ。
ヒットメーカー J.J.エイブラハムス監督の面目躍如、といったところだ。
そして、最初期作である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の登場人物は(存命であれば)、ほぼ全員登場してくれるのも嬉しい。ファンなら絶対に見逃せない一作であり、実際に観た後でも、なんでも観たくなるし次回作も必ず観る決意をさせる凄い作品だ...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】人間の根源的な悪意や憎悪が具現化した象徴との戦い『寄生獣 完結編』
VFXを扱わせては日本随一の名手 山崎貴監督による、不朽の名作コミック『寄生獣』の映画化。
前後編による映画の後編をようやく見ることができた。
前編のレビューはこちらから
【1/100の映画評】不朽の名作を原作の映画化は果たして?『寄生獣』(前編) - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
岩明均原作・山崎貴監督の映画『寄生獣』の前編、を観た。
僕は何を隠そう(隠したことはないが)原作の「寄生獣」の大ファンであり、コミックは全巻持っている。同作品だけではなく、岩明均先生の作品はだいたい持っていて、最近ではアレキサンダー大王...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】猟奇的殺人犯との対決に挑む元刑事『誘拐の掟』
思わぬ過失で罪なき人間を死なせてしまったアル中のNY市警マット・スカダー刑事。彼は警察を辞して、無免許の私立探偵として細々と暮らしている。
その彼に舞い込んだのは、妻を誘拐されて惨殺されたドラッグディーラー ケニーから犯人を探して欲しいという依頼だった。
一度は断ったものの、ケニーの妻が細切れの肉片に切り刻まれたことを知り、彼は依頼を引き受ける。すると、同じようにドラッグ関連の関係者ばかりを狙う猟奇的な誘拐殺人を繰り返す謎の容疑者が浮かび上がってきた。そのとき、今度は他のドラッグディーラーの娘が誘拐される。
古典的な探偵小説のようなハードボイルド
またもリーアム・ニーソンの映画を見てしま...
ロレンス編集部
仕事をなくした男が再起を賭けたのは、キーラ・ナイトレイの可憐な歌声『はじまりのうた』【1/100の映画評】
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの熱演で知られる美人女優キーラ・ナイトレイ主演の、音楽をテーマにしたヒューマンドラマ。
NYの街並みをスタジオに、アルバムを作り上げていくミュージシャンの新鮮な取り組みが話題になった。
あらすじ
共に音楽に打ち込んできたデイヴ(Maroon5のアダム・レヴィーン)とグレタ(キーラ・ナイトレイ)は仲の良い恋人同士だった。デイヴがレコード会社と契約したことから、ニューヨークで暮らすことなった二人だったが、スターとなったデイヴが浮気をしたことをきっかけにグレタは家を出る。
グレタは売れないミュージシャンの友人の部屋に居候するが、彼の勧めで小さなバーのライ...