ロレンス編集部
【1/100の映画評】世界を変え損ねた男の悲劇『ヒトラー暗殺、13分の誤算』
1939年11月8日、ドイツのミュンヘンにあるビアホールで、毎年恒例のミュンヘン一揆記念演説を行っていたアドルフ・ヒトラーは、悪天候のためにいつもより早く切り上げた。その後、ホールに仕掛けられていた時限爆弾が爆発──ヒトラーが退席して13分後のことだった。 8人を死に至らしめた爆破装置は精密かつ確実、計画は緻密かつ大胆。その手口から、独秘密警察ゲシュタポはクーデターや英国諜報部の関与を疑ったが、逮捕されたのは、田舎に暮らす平凡な家具職人、ゲオルク・エルザーと名乗る36歳の男だった。あまりにも信じがたい現実――。大物の黒幕の存在を確信したヒトラーは、決行日までに彼が歩んできた人生のすべてを...
ロレンス編集部
10代、20代女子がメロメロになった! 神秘的で格好良いオトコたちが戦う、アクション満載の王道娯楽映画「曇天に笑う」が映画化されます!
突然ですが、女子たちはイケメンが好きです。(笑) ただ眺めているだけでいいんです(笑) コミックシリーズ「曇天に笑う」をご存知でしょうか?「曇天に笑う」は、累計120万部を誇る大ヒットコミックスリーズで、2014年にアニメ化、そして2015年からは舞台化と、様々なメディアで人気を博す大ヒットシリーズとなった作品なのです。 その人気となった理由は、ずばり!登場人物がイケメンだからです!! 美しく戦う男たちが多数登場し、キャラクターの魅力満載、派手なアクション満載、そして笑いも満載、感動も満載で10代、20代の女子を中心に熱狂的なファンがいるんですよ!
ロレンス編集部
【1/100の映画評】神が寄越した自然界の悪魔による、人間への復讐を描く。『白鯨との闘い』
H.メルヴィルの名作『白鯨』といえば、アメリカの小説としては『老人と海』と同じかそれ以上知られている作品だと思う。巨大な白鯨(マッコウクジラ)モビィ・ディックを復讐の相手として執拗に狙う義足の船長エイハブと、彼の狂気に引きずられていく船乗りたち。彼らとモビィ・ディックの壮絶な闘いを描いた、自然界の神と人間の対決をテーマにした傑作だ。 何度も映画化された『白鯨』だが、本作は『白鯨』そのものではなく、作者のメイヴィルが着想を得た、実際に起きた”白鯨”と捕鯨船の衝撃的な闘いをベースに、『白鯨』成立の真実を描いた作品である。
ロレンス編集部
主人公は全員「極悪人」! 映画『スーサイド・スクワッド』が2016年9月10日(く・じゅうの日)に公開されます!
「バットマン」「スーパーマン」などで知られるDCコミックスの悪役たちが活躍する、アメリカ ワーナー・ブラザースが制作したアクション大作映画『スーサイド・スクワッド』がこの夏公開されます!
主人公は全員悪党!戦う理由は誰のためでもなく、もちろん「自分のため」!
登場するのは、バットマンやスーパーマンのようなヒーローではなく、死刑や終身刑を言い渡された、超がつくほどの極悪人たち!!
彼らは、政府の秘密機関の目論みによって、減刑する代わりに、命の保障もない危険なミッションを強制される部隊“スーサイド・スクワッド”へ入隊させられます。
ただ寄せ集められた悪党集団が、世のため、人のためでもなく、あ...