ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第71回 「オースチン ヒーレー スプライト MK IV」(1970年モデル)
第71号は、イギリスのスポーツカー「 オースチン 」の ヒーレー スプライト MK IV です!小型でシンプルだけど存在感のある車ですよね!(akiko koda@ロレンス編集部)
オースチン ヒーレー スプライト MK IV(1970年)
オースチンはヒーレー3000の生産が中止されたのでこのスプライトのみとなったが、基本的にはわずかのスタイリング(グリルやモールディングの相異だけ)でMGミジエットと同じである。ボデーはモノコックで現在フロントにディスクブレーキが標準装備されている。エンジンはミニクーパーSと共通のブロックを用いて4気筒OHV1,275cc、2SUキャブで65HP、ギア...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第70回 「ブラバム フォード BT26A」(1970年モデル)
第70号は、「 ブラバム 」のレーシングカーです!
マシン名にある“BT”とは、創設者の ジャック・ブラバム (B) とロン・トーラナック (T) の頭文字だそうです!(akiko koda@ロレンス編集部)
ブラバム フォード BT 26A(1970年)
BT26は現在のF-1レーシングカーの中で最もバランスの優れたフォード・エンジン車であろう。シャーシはまだモノコックではなく鋼管スペースフレームでコンパクトに仕上げられエンジン無しで350kgと軽い。エンジンはコスワース・フォードの3ℓ、430HPギアボックスはヒューランドDG300。昨シーズンはJ・イクスが乗ってチャンピオンシップ2...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第69回 「ロータス フォード 49B 」(1970年モデル)
第69号は、ロータスのコーリン・チャップマンとモーリス・フィリップがデザインしたフォーミュラ1カー「 ロータス フォード 49B 」です!(akiko koda@ロレンス編集部)
ロータス フォード 49B(1970年)
49Bのシャシーは、フロント・バルクヘッドからコックピット直後まではアルミの完全なモノコックそれ以後はV-8エンジンが構造材の役目を果している。サスペンションはギアボックスにサブフレームを介して取り付けられ、ブレーキはカーリングタイヤはファイヤーストーンを使う。エンジンはキース・ダックワースの設計したフォードコスワースDFV、90度V8DOHC、3ℓルーカスブェル、イン...
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【世界の自動車年鑑】 第68回 「マトラ フォード MS80 」(1970年モデル)
第68号は、ミサイル製造から事業を拡大していったマトラのレースングカー「 マトラ フォード MS80 」です!実物が走っている様子を間近で見てみたいものです!!(akiko koda@ロレンス編集部)
マトラ フォード MS80(1970年)
完全新設計のモノコックボデーの中央部は非常に太くされている反面ノーズはより長く、フロントスポイラーは、アンチロールバー・マウンティングと連動でコーナリング中に左右別々にアングルを変える。エンジンはコスワース、フォードDFV、ギアボックスはヒューランドDG300。云うまでもなくスチュワートとベルトワーズが乗ってマトラに初のワールドチャンピオンシップを...
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【世界の自動車年鑑】 第67回 「アルファロメオ ティポ 33 3ℓ」(1970年モデル)
第67号は、「 アルファロメオ 」のレーシングモデル!“ティーポ”とも呼ばれるそうですが可愛い名前とのギャップのあるクールなデザインのレーシングカーです♪(akiko koda@ロレンス編集部)
アルファロメオ ティポ 33 3ℓ(1970年)
ℓ、2.5ℓのセミモノコックを改良して完全なモノコックを採用した33、3ℓはV-8DOHC48バルブ、ルーカスインジェクションで400HPを得、6速ギアボックスと組合された、しかし昨シーズン3ℓはとうとう調子を出し切れずセブリングに出場した後はまた2ℓと2.5ℓが主力車とされた。従って今シーズンは大巾な改良が加えられることは間違いない。最高速度3...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第66回「ポルシェ917」「ポルシェ908スパイダー」(1970年モデル)
いよいよ1970代のクルマに突入です!
今回はポルシェのプロトタイプレーシングカー「 ポルシェ917 」「 ポルシェ908スパイダー 」の2つをご紹介!(akiko koda@ロレンス編集部)
ポルシェ917(1969年)
908に代って今年、ポルシェの主戦車となる917はグループ4スポーツカー69年オーストリアGPでようやく調子を上げて来たがその豪快な走行ぶりは、ストットガルトのホワイトエレファントの異名をもらっている。シャーシは908と同じだがボデーは長くリアースポーイラーは908同様リアサスペンションと関連可動式。新フラット12DOHCエンジンは4,494,2cc、520HPギアボ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第65回 「シボレーアストロ II 」(1969年モデル)
第66号は、「 シボレーアストロ II 」!独創的なスタイルが美しく、計算尽くされた機能が本格的なカスタムカーです!!(akiko koda@ロレンス編集部)
シボレーアストロ II (1969年)
昨年春のニューヨーク・ショウに初めて姿を現わした。スタイリング研究用車。現在のコーヴェットと同じ7ℓのV8をミドシップにのせており、コーヴェットのミドエンジン化を暗示している。GMでは空気力学を追求してきめたスタイルだと説明しているが、機能的になりすぎた感もある。72〜73年に登場する、新コーヴェットと、結びつくモデルであろう。 (原文のまま)
コンテンツ提供:モーターマガジン社
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ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第64回 「BLMC ベルリーナ アエロディナミーカ ピニンファリーナ」(1969年モデル)
第64号は、またまたピニンファリーナの代表作です。(akiko koda@ロレンス編集部)
BLMC ベルリーナ アエロディナミーカ ピニンファリーナ(1969年)
BMCのADO16、つまり1,100ccシリーズの機構部分を用い、その名の通り空気力学的な実験ボディをのせたもの。新感覚のワゴン型で、各部のスペースが確保されている。BMCは1958年秋に登場したオースティンA40以来、イギリス唯一のファリナ・デザイン車のメーカーで、オリジナルのADO16のデザインも依頼した。BMC車の未来像がここにある。
コンテンツ提供:モーターマガジン社
掲載元:世界の自動車年鑑
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第63回 「フェラーリ P6 ベルリネッタ スペツィアーレ ピニンファリーナ」(1969年モデル)
第63号は、フェラーリとピニンファリーナの最強コラボカスタムカーです!
後端を切り落としたデザインであるコーダ・トロンカ(カムバック、カムテールともいう)は、空気抵抗を低減できるボディ形状で、スポーツカーのデザインとして流行でした!(akiko koda@ロレンス編集部)
フェラーリ P6 ベルリネッタ スペツィアーレ ピニンファリーナ(1969年)
フェラーリとピニンファリーナとは1953年に初めて結びついたが、これもその「黄金のコンビネーション」である。このモデルは、おそらくレース用GTカーとしてデザインされたもので、低いノーズは平面に近く、バンパーさえもシルエットに合せて、高速時の...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第62回 「デ トマゾ セレニッシマ ギア」(1969年モデル)
第62号は、イタリアの自動車メーカー「 デ トマゾ 」のカスタムカー!
見るからに速そう!一度でいいから乗ってみたい♡(akiko koda@ロレンス編集部)
デ トマゾ セレニッシマ ギア(1969年)
ボディ側面にV型のエッジを立て、クォーター・ウィンドをできるだけ後方へのばす。ギアが禁煙GTクーペにさかんに用いている手法である。しかし余りにも機能的にすぎて、面白味や味は感じられない。シャシーはセレニッシマのもので、ミドエンジン。ドアからうしろのカウリングは、エンジン整備のために、そっくりはずれる。ギア流の超高速GTスタイルの典型だ。
コンテンツ提供:モーターマガジン社
掲載元:世界...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第61回 アルファ・ロメオ P33 ロードスターGS ピニンファリーナ(1969年モデル)
第61号は、アルファロメオのカスタムカー!
このように、サイドから見たときにリアにかけて三角形の形をしている“くさび型”は、60年代から70年代にかけて世界のカーデザイナーが用いたデザイン方法です!(akiko koda@ロレンス編集部)
アルファ・ロメオ P33 ロードスターGS ピニンファリーナ(1969年)
アルファP33のシャシーに、ファリーナが2座席レーシングカー的なボディをデザインしたもの。スタイリングの基本は、CAN-AMシリーズのグループ7カーにも見られるクサビ形。フロント・フェンダーは後端上部が開放されており、渦流を抜く。レーシングアルファのシンボル、四つ葉のクローバー...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第60回 ギア・ブガッティ101C(1969年モデル)
第60号は、ブカッティのカスタムカー“ギア・ブガッティ101C”!
ブガッティのベーススタイルをうまく残しつつも、オリジナリティが加わった美しすぎるカスタムカーです!(akiko koda@ロレンス編集部)
ギア・ブガッティ101C(1969年)
第二次世界大戦後に造られたブガッティ最後のシャシー、101Cにアメリカのデザイナー、ヴァージル・エグズナーがデザイン、ギアがコーチワークを行なったカスタム。ラジエータ・グリルにはブガッティ伝統の馬蹄型のモチーフを生かしているが、その他は完全にエグズナー流である。リア・フェンダーの処理に、ミケロッティのTR5と共通したやり方が見られる。 (原文の...