ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第179回「リジエ JS11 フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
179号は、現在はイタリアのピアッジオ傘下にある“リジエ”のF1カー「 リジエ JS11 フォード 」。(akiko koda@ロレンス編集部)
リジエ JS11 フォード(1980年)
フランスのプライベート・チームであるリジエは、JS11を開発するに当たりロータス79を手本としながら、同時に空気力学の専門家に依頼して“グランド・エフェクト”の解明に努め、そのデザインのポイントを握った。この結果、開幕第1戦から快進撃を続け、“リジエ旋風”を巻き起こした。合計3勝を上げたが後半戦はマイナー・トラブルが続き、チャンピオン争...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第178回「カウーゼン WK5フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
178号は、「 カウーゼン WK5フォード 」。この時代はなかなか苦戦しているF1カーが多いようですね…。(akiko koda@ロレンス編集部)
カウーゼン WK5フォード(1980年)
ドイツのプライベート・チーム、カウーゼン・チームが製作したのがWK5である。設計スタッフはアーヘン工科学校のエンジニア、ドイツ・フォードのエンジニアらで、変わり種のウイングカーであった。モノコックは細く、フロント・サスペンションはインポートだが、リア・アクスルは上にあった。スペイン、ベルギーで予選不通過。以後出場せず。
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ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第177回「フィッティパルディF6フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
177号は、「 フィッティパルディF6フォード 」です。デザイナーはロータス78のデザインを行ったラルフ・ベラミー。(akiko koda@ロレンス編集部)
フィッティパルディF6フォード(1980年)
フィッティパルディF6は地元、ブラジルで発表されたが、以後熟成に手間取り、けっきょくシーズンのほとんどを旧型のF5で戦うことになった。F6のデザイン・コンセプトは極細のモノコックシャシ、4輪インボード・サスペンションなど、ウイングカーの基本型を採用したものの、前後長の短い独特のサイド・ウイングのデザインにつまずいたのだ。...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第176回「エ ンサイン N179 フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
176号は、「 エンサイン N179 フォード 」。こちらは南アフリカGPでデビューした、エンサイン初のグラウンド・エフェクト・カーです。
(akiko koda@ロレンス編集部)
エンサイン N179 フォード(1980年)
イギリスのエンサイン・チームも78年末からウイングカーの開発に着手。モノコック・フレームは旧型のN177用の改良型だが、サスペンションやボディは新設計で、最大の特長はラジエーターとオイルクーラーをコックピット・カウルの前面に置いたことだ。が、このデザインはオーバーヒートが多発して失敗し、以後、サイ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第175回「ブラバム BT48 アルファロメオ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
175号は、ブラバム初のグラウンド・エフェクト・カー「 ブラバム BT48 アルファロメオ 」です。
(akiko koda@ロレンス編集部)
ブラバム BT48 アルファロメオ(1980年)
グランド・エフェクト・システムを採用するため設計者のG.マーレイは、79年用にアルファロメオV型12気筒を従来の水平対向12気筒エンジンにかえて搭載。独自おウイングカーを開幕戦からデビューさせたが不振続きとなった。その原因は、空力システムよりV12エンジンの方にあった。最高出力520PSを発生するこのV12は信頼性に乏しかったのだ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第174回「ATS D3 フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
174号は、世界のホイールトップメーカー“ATS”のフォーミュラカー「 ATS D3 フォード 」です。
(akiko koda@ロレンス編集部)
ATS D3 フォード(1980年)
ATS はドイツ製の軽合金ホイール・メーカーとして有名だが、この会社の社長がオーナー兼監督としてイギリスを基地にグランプリに出場。マシンの基本となったのは、かつてのペンスケPC4を改良したATS・D1で、これは南アGPからD2と称するウイングカーにモディファイされた。しかし戦闘力は低く、オーストリアGPでようやく本格的なウイングカーとして...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第173回「アローズ A2 フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
173号は、「 アローズ A2 フォード 」です。
デザインは初のウィングカーであるロータス・78の設計にも関わったトニー・サウスゲートによるもの。(akiko koda@ロレンス編集部)
アローズ A2 フォード(1980年)
アローズ・チームは前半戦をA1Bで戦ったが、シャシの剛性不足、ダウン・フォース不足に悩み、中盤のフランスGPからA2を送り出した。いかにも鬼才のT.サウスゲートらしく、見るからに奇抜なデザインだ。剛性の高いシャシを覆うボディはスペース・シャトルのようだが空力思想をより先取りしていた。が、ダウン・...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第172回「アルファロメオ 179」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
172号は、「 アルファロメオ 179 」!
フルカウルのデザインがまさにウィングカー全盛期といった時代を感じさせてくれますね!(akiko koda@ロレンス編集部)
アルファロメオ 179(1980年)
イタリアのスポーツカーの名門であり国営会社でもあるアルファロメオ社は、ベルギーGPからタイプ177でグランプリに出場。当初はブラバム・チームに供給するV12ではなく、水平対向12気筒を採用していたが、イタリア・グランプリからはV12に搭載した’79を送り出した。フロント・ウイングはなく、まるで飛行機のようにのっぺりし...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第171回「ウィリアムズFW07 フォード」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
171号は、ウイリアムズとしての初優勝を飾った「 ウィリアムズFW07 フォード 」です!
(akiko koda@ロレンス編集部)
ウィリアムズFW07 フォード(1980年)
ウィリアムズ・チームはグランプリ・チームの中では3流、というのが定評だったが、79年シーズン中盤からの驚異的快進撃で、一躍トップ・クラスに浮上した。その原動力となったのがP.ヘッドが設計したFW07である。典型的なウイングカーであるが、軽量、コンパクトに造られ、優れた空力学的特性を得て最速のマシンにのし上がった。4輪インボート・サスペンション/...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第170回「フェラーリ 312 T4」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
170号は伝説のフォーミュラカー「 フェラーリ 312 T4 」!
ベースは“312 T3”で、空力に大幅な改良されることで、見事1979年のチャンピオンマシンとなり、歴史に名を残すクルマとなりました!(akiko koda@ロレンス編集部)
フェラーリ 312 T4(1980年)
J.シェクターを79年ワールド・チャンピオンの座に導いたフェラーリのウィングカーである。デビューは第3戦(南アフリカ)で、みごと1-2フィニッシュを演じた。エンジンは伝統の水平対向12気筒だが、グランド・エフェクト利用のためには不利であるにも...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第169回「マセラティ メラク SS」(1980年モデル)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
169号は、おしゃれレトロなスーパーカー「 マセラティ メラク SS 」!“メラク”は高級スポーツカー“マセラティ ボーラ”の弟的存在です!(akiko koda@ロレンス編集部)
マセラティ メラク SS(1980年)
メラクには2ℓ型もあるが、“SS”は3ℓのエンジンをつむスーパー・バージョン。90度V6の4カム・エンジンは、もともとシトロエンのSMのために開発されたもので、メラクSSではストロークはそのままに、ボアを87mmから91.6mmにひろげて2965ccとしている。日本仕様の出力は、220PS。いうまでもな...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第168回「シボレー コルベット」(1980年モデル)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
168号は、アメリカが誇る「 シボレー コルベット 」!
すべてのパフォーマンスが最高レベルに作られた、美しく挑発的なドライビングマシン!!!完璧すぎます!(akiko koda@ロレンス編集部)
シボレー コルベット(1980年)
アメリカ唯一の本格的スポーツカーとして希少価値の高い点でも人気抜群のモデルである。特に今年はファイバーグラス製のバンパーはじめボディの仕様材料に多量のプラスティックを用い、エンジンはじめ各部にアルミ材を活用して、約113kgの軽量化に成功した。また30マイル/ 時の速度以上で、自動的に直結す...