ロレンス編集部
知ってるようで知らない!【サスペンションの基本】 ~フロントフォーク編~ フロントフォークの種類:テレスコピック式
淡佐:まず、現代のオートバイに使われているもっとも一般的なのが「テレスコピック式フロントフォーク」で、望遠鏡のように重なり合った筒が伸び縮みする構造を持ち、内部に収納したスプリングとショックアブソーバで衝撃を吸収する方式です。
青木:フロントフォークが動くところを見てみると、太い筒と細い筒に分かれていて、細い筒が太い筒の中に入り込んでいくのが分かります。フォークの中にはスプリングとダンパー機構が入っていて、これらが一体となって衝撃を吸収するのですね。
淡佐:はい、そうです。細い筒=インナーチューブを上部、太い筒=アウターチューブを下部とする構造のサスペンションを「正立フロントフォーク」と...