シリーズ16戦中、ここまで既に5戦を終えた全米プロダートトラックレース・AFT。その最高峰である2気筒クラス "AFTスーパーツインズ" のエントリー台数は、24→24→20→15→14台・・・と右肩脱臼する勢いで急降下。もしこのままのペースで下降線をたどるとすると、最終ラウンドは横並び1列スタートとなる見込み?

34→34→30→28→28台の450cc単気筒クラスだってヤバイヨヤバイヨ!

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。AFTスーパーツインズ・シングルスのどちらも、決勝フルグリッドはトラックサイズ関係なく17台、と規定数が定められています。レースオペレーション的観点だともちろん台数少ない方がハンドリングは楽になるんですが、イベントとしての盛り上がり?映像コンテンツの配信とかご来場のお客様を楽しませるという意味ではどうでしょう、ざっくりエントリー全体の半数が予選落ち、くらいが最低ラインかなぁという印象です。つまり現在のこのシリーズの場合は両クラスともそれぞれ34台あたり。シングルスは開幕Wヘッダーがギリその線をキープしてますが・・・うーん。

画像: 34→34→30→28→28台の450cc単気筒クラスだってヤバイヨヤバイヨ!

1980年代あたり、いわゆる "プライムタイム" と呼ばれた黄金期には、デイトナ・バイクウィークでの開幕ラウンドに各クラス100台を越すエントリーがあった (そのうち半数強のライダーは客入れ前の予備予選でサヨウナラ・・・) という話ですから、肌感覚で当時を知る関係者の想いたるや何ともはや。どうにかならんのかしら。

とはいえ第4・5戦目がどん底を打つだろうことは想定内だったりもして。

今年のレースカレンダーを改めて眺めてみると3月にフロリダ州デイトナに始まったシリーズは、9月13日のミズーリ州レイク・オザークでのショートトラック戦でフィナーレを迎えます。そのうちマイル戦がわずか3つしかないのも気になるところなんですが、実は合衆国東部〜中西部を軸に開催される昨今のAFT、ここ2週の第4戦・5戦目だけが、西海岸カリフォルニア開催なんです。

大陸横断して全戦参加する資金的体力のないチームが移動を諦めた結果の惨憺たるエントリー数、ということならまだ良いんですが (例年その傾向は間違いなくあります) 、1年を通じてこの底値を割ることがあるようだと・・・事態はいよいよキナ臭くなってくるような、そうでもないような?

画像: とはいえ第4・5戦目がどん底を打つだろうことは想定内だったりもして。

なーんかやっぱり、正方形のフロントナンバーを付けるルールに変わったあたりの数年前からAFT全体の運気?勢い?が落ちてるような気がするんですけどねぇ。エビデンスあるんだかないんだか。

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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