チームだかグループだかで他種目のトレーニング目的?なのか数台用意して追いかけあったり切磋琢磨したいんですがマシン何が良いでしょう (ただしあまり予算はない・・・) ?というお問い合わせをいただいたんですが、どうでしょう?フツーに考えたら100〜125ccあたりの軽量級マシンに落ち着くんですかねやはり。というかそのスタイルを確立した開祖はもともとどうしてたんでしょう?

ヒャクでとことん走り込むスタイル以前はビッグシングルぶっ放し系?

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。日本人の大好きなミニバイク乗り倒し系トレーニングを生み出したのは "キング" ケニー・ロバーツ氏で、そもそもプロライダーたちのために提供されたその鍛錬メニューのエッセンスを、一般ライダー向けかつスクールビジネスとして成立させたのが、今日その筋での老舗団体、その名も "アメリカン・スーパーキャンプ" であることは、ご存知の方も多いかと思います。

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こちらのスクール、ホンダXR100R (CRF100F) に始まって現在はヤマハTT-R125にメイカーチェンジしていますが、4ストロークのミニ・ダートバイクを用いて、ボディバランスや基本動作によくフォーカスしながらリスクを最小にしてトレーニングを繰り返す、というのがそのコンセプトと言えます。

ですが開祖ケニーさん、それ以前はフルサイズのレース用単気筒マシンを使ってプロライダー向けのプログラムを欧州でやっていたらしいのですよ。どうなんでしょうちょっと荒っぽい?のかな?

画像: ヒャクでとことん走り込むスタイル以前はビッグシングルぶっ放し系?

こちらはそのロバーツ・スクールで使用されていた車両のうちの1台で、C&Jフレーム製によく似たものをGASGAS社に作らせて?ホンダXR400Rのエンジンを搭載したものだそうです。ホンダは少数でその他大多数はROTAXの600ccとかヤマハのTT500とかを積んでいたとのこと。

スペインはカタルーニャサーキット近傍のロバーツ・ランチで、2ストローク500cc時代のトップライダーたちは、日々こんなマシンをぶっ放してトレーニングしていたようですが、今日的には450ccモトクロッサー級、てことになるんでしょうかねぇ。

リーズナブルに、というのがアタマの痛くなるところ・・・

天井知らずで予算があればそりゃまぁなんだって良いわけですが、そうでなくてもなるだけ安く数台揃えたい、という条件がハードル上げてきますねぇ。

画像1: リーズナブルに、というのがアタマの痛くなるところ・・・

1990年に新車価格19.9万円だったXR100Rは、程度の良い個体でタマを揃えるのが難しいでしょうし・・・中古価格高止まりで何なら新車並み!のプライスタグだったり。酷使されてるだろうに。

画像2: リーズナブルに、というのがアタマの痛くなるところ・・・

同クラスの現行新車は、と言いますと40万円ちょっと切るくらい?35年経つとモノの価格ってこうも変わるんですねぇ。恐ろしや。これを数台だと・・・3ケタのお買い物になっちゃいますか。

ケニーさんに倣ってミドルクラスの中古なら230ccとか400ccあたりのあれやこれやとか・・・とはいうものの、フルサイズモトクロッサーのセコハン車なんかも含めて市場ではめっきり手頃な価格の車両も台数自体も減ってるようですが。うーん難問ですね。

そのうち始めたくっても乗るものがない!なんてことになっちゃいそうで懸念しかありません。選択肢が大幅に狭まってるくらいのうちにえいやっと腹を決めて買ってしまうしかないのかな・・・。

画像3: リーズナブルに、というのがアタマの痛くなるところ・・・

子供なんかその上マシンも衣装もサイズアウトしやがりますからね。毎年新しくブーツ買う、みたいな?いろいろ間に合わないようならもうマシンは足つかない大きめに載せるのでも良いかもしれない。止まる時だけ手を貸してなんとかすれば平気ですかね?ちょっと乱暴?悩ましいなぁ・・・。

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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