アレコレ手厚く世話を焼いても "レーサー" が増殖しないなら意味ないわ!
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。ノッケから不穏な感じでブォォンと吠えまして申し訳ありません。2012年に創成し、COVID-19禍前年まで主催してきた我がレースイベント "FEVHOTS: Far East Vintage Hotshoe Series" ですが、当初からのコンセプトは "血のニオイのするローカルダートトラックレース" でした。実際のところは毎度似たような顔ぶれが集い、固定化されていくに従って老いも若きも和気藹々、同好の士のサンデー★ミーティングみたいに成り果ててしまいましたが、そもそも希望としてはレース結果や互いのスポーツマンシップを巡って軽めの小競り合いが毎回あちこちで勃発するくらい? (そりゃ最後は主催者がちゃんと納めますけどね) ピリリとシリアスな空気感でやりたかったのがホントのところ、なのです。その方が多分安全ですし。
レースを主催するうえで安心して真剣に取り組んでいただくために、イベント以外でも筆者が用意する走行機会・・・トラック貸切するわけじゃないですが、いついつやるよとアナウンスしてこちらで撒水したり路面整えたりしてね・・・"オープンプラクティス" なんて銘打って毎週のようにどこかでやってたんですけど、ともすれば単なる便利のいい "水撒きおじさん" みたいに見られちゃって、それもなんだかなぁって感じで。
(別に我が主催イベントに限らず) レースに出ない方のためにどこまでもサービスする気はないんですよ。このスポーツ全体の伝道師を気取るつもりなんてのも毛頭なくて、より多くのエントラントが集ったほうが競争が面白くなり、競技会イベントとしての奥行きが増す、と考えただけのこと。真剣にやって勝ち負けのつくスプリントスポーツの会場で肉焼いてる場合じゃないだろって・・・さすがにそんなヒトうちのレースには来ませんでしたけど、まぁ意味合いとしてはそんなところです。
シンプルに、"競技者" が増えないことにはいっくらグルグル回って巧く乗ってみせたって、輝く未来はないような気がするんです。ただ走るのと勝つために競うのは、エクスタシーの度合いも雲泥。それに気づいてくれる方を1人でも増やすには・・・従前通りにダラダラと?惰性でイベントやってもラチあかないよな?などと考えて、まずはこの1年ちょっと、プライベートトラック造りに精出してるところなんですけどね。なかなかご理解いただくのは難しいでしょうが。
トラックはすでに、フルサイズ400cc級でも楽しめるコンディションになりつつあります。黄金週間あたりには450ぶっ放したいなぁ。どなたか僕と "ガチのタイマン勝負" しません?デカいの5年くらい乗ってないのできっと誰にでも負けるでしょうね。レースに勝つ歓びをお手軽に体験できますよ。
ムナクソな連中とは一切の縁を切って、自由に細々やらせてもらいます!
これまであちこちの会場でレースやイベントを主催してきましたけど、どうにも行くたびに気分の悪くなる場所というのもありまして、そういうところには今後一切足を向けないし場所も時間もお借りしないつもりでいます。なかにはそこんちの若い従業員がいきなり退職したのはフリーランスのお前がアレコレそそのかしたせいだ!とか意味のわからないイチャモンをつけてくる御仁もいたりして。知らんわそんなのって感じですよ。耄碌してるの?お前んとこ二度と使ってやらないんだからー!
かと思えばこのスポーツで少しでも小遣い稼ごうとビジネスダートトラックに勤しむコアキンドたち。ホントに競技人口増やしたいと心の底から思っていたら、本場アメリカの市場価格の2倍の金額でパーツ売ったりはしないはずですよ。皆さんタチ悪いのに騙されないようにご注意くださいね。
見て見ぬフリして距離をおけば良いって?いやぁそうもいかないですよねー。
私このスポーツが好きなので。
ピッカピカの1年生がバイク乗る合間に、自分ちのクルマを置くスペースくらい草刈りしてくれるようになりました (飽きるまで) 。ともだち沢山連れてこーい!PW50で競争ごっこから始めますかね。未来のダートトラックレーサー養成・・・?別に本場のプロとかモトGP目指すとか、正直どーでも良いのでね、日常のなかに真剣な競争ごとのある愉快なチビっこが1人ずつでも増えるといいなー。
コアで大人なレーサー諸兄向けにだって、一切なにも考えてないわけじゃないですよ。
"プロモーター" ハヤシの次の一手にうっすらご期待ください。
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!