絶対壊れないもの、とか絶対直せないもの、なんてあるわけない?
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。はたして直るかお高い代替機購入か、決めかねたまま持ち歩きデバイスなしでなんとかかんとか数日をやり過ごして幾分デジタル・デトックス?効果があったのかはわかりませんが、手先を汚して汗をかいて知恵と経験での解決が難しいような、目に見えづらいトラブルが乗り物、それも趣味の範疇でのものごとに起きると結構ツライかなぁ、とうっすら考えはじめるようになりました。
100通り以上のライディング・モードや出力特性のセットアップを、車体にマウントされたデジタルデバイスを操作するだけで簡単に変更できる・・・という画期的な触れ込みですが、まぁ紛失は問題外としてもコレのバグが原因で車体が思い通りに動かなくなる、という可能性はゼロではありません。車両にメカニカルな問題が一切なくても、です。
電源の取れない戸外 (ライディングの現場での再充電イメージ) では4000W級の発電機を必要とするそうですが、これだって空っぽのフューエルタンクにがばがばガソリンを注ぐことに比べれば、予知予測の全くできないトラブルに見舞われることだってあるかもしれません。手持ちのガソリンがなくなったら近所のヒトに分けてもらったりもできますけど、もし充電系になにかが起きたら、同じバッテリーチャージャー持ってるヒトを国内で探すところから始めないとならない、とか?
車体構成のなかでまぁまぁ大きな割合を占める専用設計らしいバッテリーですが、中でなにかが起きたらどうにか直せるものなんでしょうか?スマートフォンのバッテリーは最大容量が新品の80%くらいまで落ちたら寿命だとか交換時期と言われてますが・・・近所で簡単に買える代物じゃあなさそうなんですけど。
革新的電動車がデリバリーされて数日後にいきなりスーパーモト化する御仁の動画とか見ますと、小さな小さなオーバルトラックでも80馬力のエレキパワー、早く味わってみたい気もしますが・・。
まだまだイケるぜ内燃機関?運良くバックアップ車両もあるわけで・・・?
小さいけれど音の問題を気にせず走り回れるプライベートトラックを造成中の筆者、バーボー咆哮するホボ直管マフラーでもまだ当分は楽しめるのだから、新しいものに急ぎ飛びつく必要はもしかしてないのかもしれません。
ちなみに件のスマートフォン、2年弱の通常使用なんですがバッテリー劣化して最大容量が減少、それと土系の粉塵がイヤースピーカーから内部に入り込んで繊細なセンサー類がショート→起動不可、という診断で、しつこく探した数軒目の修理屋で無事データごと復活しました。埃はきっとオーバルトラック由来ですね。週に何度も行ってるし。しかし早々に原因不明とかって匙を投げる店もあったりなんかしまして、エレキやデジタルの世界にちょっと懐疑的になりつつある?筆者です。コッチの修理代もまぁお安くないですけど、モーターサイクルはきっともっと、ですもんね・・・。
ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!