ダートトラックの現場で手元に置くべき工具、あなた自身が "選んで" ください!
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。スポーツの現場で取り揃えるべき工具は、なにも世界の一級品やらフルセットである必要はありません。重要なのは、あなたのマシンが様々な局面で何を必要とするか、はっきりと知ること。
そのマシンは走るとどの部位のネジが緩みやすいのか? セットアップ変更を短時間で終えるための便利工具は? 置き場所は? などを把握しましょう。暑く / あるいは寒く、埃っぽいレーストラックのパドックで、いかにして効率よく、体力を温存しながら速やかに・確実に作業を進めるかがキモです。
高い回転数を多用するダートトラックライディングでは、ありとあらゆく箇所のネジが緩むものと考えるべきです。エンジンハンガー・マフラー固定ボルト・シートやタンク・ハンドル・ホイールetc・・・つまり全てです。見過ごして乗り続ければ、いつか大きなトラブルを招かないとも限りません。壊れたマシンは直せば良いですが、整備不良が原因でケガなどをしては勿体ないですし、周囲のレース仲間に迷惑をかけるのは絶対に避けたいところです。
レース決勝前にタイヤ交換くらいはササっと・・・できたらスマートだなぁ。
現状を把握してその必要がない、と判断するのか、あるいは技術や経験がなくて "できない" のか、勝敗というリザルトが残ってしまう競争系スポーツで、結果に関わる技術的な弱点は少しずつ減らしていきましょう。この動画でコリー・テクスターはMotion Pro製の優れたタイヤ交換ツール・・・ "ビードプロ" と "スプーンアイアン" を使っていますが、良い道具も慣れていなければ使いこなせません。乗りまくるだけじゃなく、コンディションを常に最良に整える意識も、このスポーツの重要な一部と捉えて取り組んでみるのはいかがでしょうか?
わたくし? 現場でのタイヤ交換、1本10分くらいでできますよ。
ではまた金曜の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!