バレンティーノ・ロッシ（ヤマハ）が久々のフロントロー!!
悲しいことに今シーズンは不調ぶりが話題となっているヤマハワークスですが、このタイGPではフリープラクティスから好調を維持。10月6日（土）の予選では、首位マルケスに次いでロッシが2番手タイムを記録。そして僚友のマーベリック・ビニャーレスは、3番手のドヴィツィオーゾに次ぐ4番グリッドを手中におさめました。
久々にヤマハYZR-M1とともに、フロントローの位置を獲得したV.ロッシ。
race.yamaha-motor.co.jpMotoGP 第15戦 タイ 予選
1 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 1'30.088
2 V.ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 1'30.099
3 A.ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1'30.227
4 M.ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 1'30.328
5 C.クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1'30.356
6 A.イアンノーネ Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1'30.419
決勝はマルケス対ドヴィツィオーゾが白熱！ 次戦はいよいよ日本GPです！
前戦アラゴンのハイサイドで負傷したロレンソは、フリープラクティス2でハイサイドを喫し左手首と右足首を負傷！ 残念ながらタイGPを欠場することに・・・。２週間後のツインリンクもてぎで開催される日本GPまでに、なんとか回復することを祈りたいです。
そして迎えた決勝では、予選上位4台が盛り上げることになりました！ まずスタートで飛び出したマルケスをロッシとドヴィツィオーゾが追う展開に・・・。5周目にロッシがマルケスをパスして首位に浮上！ そしてドヴィツィオーゾもマルケスを抜いて2番手に上がりました！
しかし11周目にドヴィツィオーゾがロッシを抜いて初めてレースリーダーになると、ロッシはマルケスにも抜かれて3位に後退することに・・・。そして終盤になると、途中までカル・クラッチロー（ホンダ）と順位争いをしていたビニャーレスが、トップグループに迫ります。
20周目にロッシをかわして3位となったビニャーレスの前では、ドヴィツィオーゾとマルケスの首位争いが激化！ 抜きつ抜かれつの展開となりますが、最後は僅差でマルケスがアラゴンに続き連勝！ 2位ドヴィツィオーゾ、3位ビニャーレスまで0.270秒差というトップ3の接戦でした。
Bar-to-bar till the very end, but always respect #ThaiGP pic.twitter.com/ML04TELhgf
— MotoGP™ (@MotoGP) 2018年10月7日
次戦は10月21日（日）決勝の日本GPです!! 今年最高のバトルを、ツインリンクもてぎで観ることができるように期待したいですね！
MotoGP 第15戦 タイ 決勝
1 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 39’55.722
2 A.ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati +0.115
3 M.ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +0.270
4 V.ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha +1.564
5 J.ザルコ Monster Yamaha Tech3 Yamaha +2.747
6 A.リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +3.023
