連戦が続くMotoGPですが、今週末はオーストリアのスピールベルグで開催されます。はたして土曜日の予選を制したのは誰でしょう?

ホンダ vs ドゥカティ・・・の流れですかね?

オーストリアGPの予選は、今年のこれまでの10戦で優勝を経験している3人・・・の争いになりました。今シーズン5勝でランキング首位ぶっちぎりのマルク・マルケス(ホンダ)、前戦チェコGPであげた1勝含む通算2勝で、ランキング3位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、そして同じく2勝でランキング5位のホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)・・・の3人です。

現代のMotoGPは開発資金抑制策として、シーズン中の開発やエンジン使用機数が厳しく管理されています。この策がどれだけプラスにはたらいているかは様々な評価があるでしょうけど、今のルールではそのシーズンに用意したマシンの初期の出来具合が、かなりシーズン全体の流れに影響する・・・のは確かでしょう。

画像: 今年4度目のポールポジションを獲得したM.マルケス(ホンダ)。 www.honda.co.jp

今年4度目のポールポジションを獲得したM.マルケス(ホンダ)。

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・・・それはさておき? 予選首位は1'23.241のマルケスが獲得! 続いてドヴィツィオーゾ、ロレンソのドゥカティワークスコンビ。4番手も来期ワークス昇格が決まっているダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が入りました。

一方ヤマハワークス勢は低迷。マーベリック・ビニャーレスが11番手、バレンティーノ・ロッシが14番手。サテライトのヨハン・ザルコはヤマハ勢最高位の6位ですが、サテライトがワークスより良い予選順位ってのは、ザルコがテック3に加入した昨年度から割とあることなので、今ではすっかり見慣れた観もありますね・・・(それはヤマハ的には大いにマズイことですけど)。

決勝のスタートを楽しみに待ちましょう!

まぁあくまで予選は予選。決勝がどうなるかは蓋を開けてみないとわかりません。なお予選7位のティト・ラバト(ドゥカティ)までが1分23秒台、そして20位のスコット・レディング(アプリリア)以下が1分25秒台・・・その間に1分24秒台が12台と、予選一発のタイムではそれほど全体に大差がついていません。

当たり前のことですが、決勝でのペースがどれだけ良いか、そして序盤から終盤までどれだけタイヤなどをマネジメントできるか・・・がやはり勝負の鍵となります。昨年はドヴィツィオーゾ優勝、マルケス2位でしたが、今年のオーストリアGPは誰が勝つのか・・・? 決勝を楽しみましょう!

MotoGP 第11戦オーストリア 予選
1 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 1'23.241
2 A.ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1'23.243
3 J.ロレンソ Ducati Team Ducati 1'23.376
4 D.ペトルッチ Alma Pramac Racing Ducati 1'23.503
5 C.クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1'23.812
6 J.ザルコ Monster Yamaha Tech3 Yamaha 1'23.887

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