Z1が名車であることは誰もが認めるところ。 パフォーマンスであり、優美なデザインであり、その存在そのものが際立つ稀有な一台。
これまでもそうした美辞麗句は飽きるほど浴びてきたであろう Z1だが、ではこの先の未来はどうだろう......。
記録では 1972 年デビューの Z1 をオリジンとして、Z1A、そして Z1B と 76 年まで 3タイプ、6万7276台が生産され、その多くが今も世界中を走る。
その詳細を今一度確認することで Z1 の未来を少しでも予想できるかもしれない。
Mr.Bike BG 2016年5月号 企画「KAWSAKI Z1の未来」より引用
これまでもそうした美辞麗句は飽きるほど浴びてきたであろう Z1だが、ではこの先の未来はどうだろう......。
記録では 1972 年デビューの Z1 をオリジンとして、Z1A、そして Z1B と 76 年まで 3タイプ、6万7276台が生産され、その多くが今も世界中を走る。
その詳細を今一度確認することで Z1 の未来を少しでも予想できるかもしれない。
Mr.Bike BG 2016年5月号 企画「KAWSAKI Z1の未来」より引用
撮影●鈴木広一郎 車両協力● UEMATSU ● Time Tunnel
デジタル編集:楠雅彦@ロレンス編集部
現在販売されるZ1の個体数は世界規模で確実に年々減少している。1972年発売開始から40年以上が経過しており、それは当然のことである。
Zが欲しい。自分の愛車として手に入れたい!
そう考えるライダーは多いが、彼らの多くは「フルオリジナル志向」だという。Z1は、年代によってZ1とZ1A、 Z1Bとで多少仕様が異なっているし、初期、後期においても違うという。マニアとすれば、当時生産された状態の車両を手に入れたいと思うのは自然なことだ。
とはいえ絶版車であるZ1は、当たり前ながら新車を購入できない。さらに40年以上前のプロダクトであるから、どうしても車両自体がヤレていたり、パーツが欠損していたりと、本来の性能を満足に引き出せなくなっている場合も多いし、そもそも現代の交通事情の中で走らせるのに不安な状態の車両も多いだろう。
そこでZ専門ショップでは、いわゆるリプロパーツを組み込んだカスタムコンプリート車を販売しているケースも多い。また、オーナー側でも率先してカスタムを施すことも少なくない。
どちらの道が正しい、ということはない。Z1という希少な絶版車を愛し、今後も乗り続け、現役のバイクとして生き延びさせるという思いを抱く人は多く、そうした愛情によって、いまもZ1は伝説に埋没することなく、実際に公道を走り続けているのである。
【質問】あなたがZ1を手に入れるとして:
フルオリジナルのノーマル車にこだわるか、フルカスタムもしくはライトカスタムをよしとするか。
あなたはどちらかな?
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