突如として全世界の人々がその渦中に放り込まれた "長過ぎる春休み" こと、感染拡大を防ぐための外出自粛の日々。巷では "#おうち時間" など、如何にこの時を過ごすか工夫を凝らしたトピックスを様々なかたちで目にしますが、そもそもアウトドアでの活動が大前提であるモーターサイクル愛好家にとって、どうにも窮屈な感じは否めません。というわけで本日は、お子様でもご家族でもなんとなく気分がウキウキと高揚してきてそのうちハマりそうな気配?を予感させる、モーターサイクルムービー&ドキュメンタリーをいくつかご紹介しましょう!

毎日どれかしら見たがってお父さん困っちゃ・・・いませんけど (ニヤリ)

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。我が家には2歳5ヶ月になる女の子と4ヶ月の赤ん坊がいますが、上の子はすでに歩き始めたかもう少しかのうちから2輪の乗り物に興味津々。またがって遊ぶのも手遊びもお絵描きも、なーんとなく、いやだいぶ? モーターサイクルフリークへの道を歩む片鱗を見せまくっています。親の因果・・・。

最小サイズのヘルメットと手袋つけて、しょっちゅうこんな撮影会?も求められます。小娘よまだ早いぞ。

本人の希望で春から通うつもりだった、水泳教室だの野あそびの会だのは軒並み開講せず。勢い家の中で過ごす時間には何か映像を見せる機会も出てくるわけですが、どうやらうちの子、菓子パン人間とか顔付き蒸気機関車とか迷子の小魚とかよりなにより、激しいドラマのさしてない、淡々としたモーターサイクルムービーのほうが断然好みのようです。

というわけで本日は、我が家の2.5歳児がリコメンドする? 名作の数々をご紹介しましょう!

5日連続で見るとかテーマ曲鼻歌とか一番のお気に入り "O.A.S." シリーズ

言わずと知れたモーターサイクルドキュメンタリーの金字塔、ブルース・ブラウンが監督し1971年に公開された "ON ANY SUNDAY" =邦題 "栄光のライダー" は、2歳児にも響く (らしい) 趣き深さと、登場人物たちのモーターサイクルライディングへのあくなき情熱とが相まって、何回見ても楽しめる名作の筆頭です。長女は大変気に入ってここまでの最長記録は4日連続視聴。これホントの話。

オリジナル版の未公開フィルムと当時の出演者・関係者へのインタビューを組み合わせ、およそ30年後の2000年にブルースの息子ダナ・ブラウンが手掛けた "ON ANY SUNDAY REVISITED" 〜リヴィジテッドも、本編がハマった方にはお気に召すのではないでしょうか。

On Any Sunday - 40th Anniversary

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こちらの動画は2011年に、アメリカのサイクルワールド誌が製作した公開40周年記念ムービー。様々なライダーたちが名作映画との出会いについて語る趣向です。

実はこの一連のシリーズ? 1981年公開の "ON ANY SUNDAY2" というのもあるんですが、タイトルロゴデザイン以外、監督も違ってテーマ・コンセプトも変わった珍作? です。オーバルレース愛好家的には、大々的にスピードウェイ競技やちょっとだけ日本のオートレースも出てきたりするんですけど・・・。こちらは率直に言ってあんまり面白くないかな・・。

On Any Sunday, The Next Chapter Official Teaser

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そして第一作から40年以上を経た2014年に、再びダナ・ブラウンが監督した現代版が "ON ANY SUNDAY, THE NEXT CHAPTER" です。MotoGPやスーパークロス、フリースタイルMXなど (RED BULLが好きそうな) 様々なスポーツが華々しくフィーチャーされる第一印象ですが、父ブルースがかつて浮き彫りにした、市井の人々の熱いパッションを活写するテイストは確かに受け継がれています。

もちろんオリジナル版では主役級で扱われた全米ダートトラックチャンピオンのマート・ローウィル同様、こちらの作品でもしっかりとオーバル・ダートトラックレーシングはフィーチャーされます。

他にも色々・・・なんかモーターサイクル大好き一家みたいですけど・・・

その他、最近筆者が娘と鑑賞してなかなか好感触だったのは、以下のようなタイトルです。

"ASCOT & HOPETOWN"
ブルース・ブラウンが "ON ANY SUNDAY" と前後して撮影したアメリカでのモトクロス誕生秘話。1991年までビデオ化されなかった幻の? 作品。

"DUST TO GLORY"
ダナ・ブラウンが2005年に製作した、メキシコで開催される世界最長のスプリント・オフロードレース "バハ1000" を追ったドキュメンタリー。

"The Thrill Is On"
骸骨柄レーシングスーツで有名なダートトラックレーシング界のレジェンドライダー (そして今もまだヴィンテージレースで走ってる!) デイブ・アルダナのルーキーイヤーのドキュメンタリー。

"WIDE OPEN"
2006年全米プロダートトラック選手権を、あるライダーの家族が執念の自主映画化した密着もの。

"世界最速のインディアン + Offering to the God of Speed"
アンソニー・ホプキンス主演の実話に基づいた名作、その原題になったバート・マンローのドキュメンタリー。

"スヌーピーのモトクロス大会"
ピーナッツのいつもの設定、いつものオチで舞台がバイクレース。なかなか趣き深い一本です。

お年頃のせいか? 興味の対象が違うのか? ガッチガチのロードレースGP映像とか "バイクの出てくるアクション映画" とかはあんまり興味がなさそうです。あ、でもオーバルレース = ダートトラックの25周は抜いたり抜かれたり分かりやすいのか、結構盛り上がっていたり。嬉しいものですね。

Why We Ride Official Trailer 1 (2013) - Documentary HD

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昨日はこちらの作品をネット配信で見てみました。"WHY WE RIDE" = 我々はなぜ乗るのか、なんて哲学的なタイトルで、モーターサイクルに関わる様々な人たちへのインタビューがメインですが、子供たちが小さなバイクに乗って走り回るシーンとかも多くて娘も楽しめていたみたいですよ。

ここから先の数週間、本来ならば花のゴールデン・ウィークへと向かうわけですが、今年に限ってはこんな映像作品などあちこち探して、ご自宅で楽しむ方向を探ってみるのはいかがでしょうか?

親愛なる読者の皆様におかれては、くれぐれも #STAYHOME , #RidersAtHome にご留意のほど。
ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!