ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第255回「デ・トマソ ドーヴィル」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
255号は、デ・トマソ初のフロントエンジン車「 デ・トマソ ドーヴィル 」!“ドーヴィル”とはフランスの地名からとられたそうですよ!(akiko koda@ロレンス編集部)
デ・トマソ ドーヴィル
イタリアでは数少ないセダン型の大型GTカーのひとつで、高性能とともに4〜5名乗れて、トランク容量もたっぷりという実用性がその値打ちだ。エンジンはUSフォード製V8・5・7ℓで、トランスミッションは4速+OD(この場合ファイナルは2種がえらべる)のほか“クルーゾ・マティック”3速ATがえらべるのは、この車の性格に合せたもの。4輪...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第254回「タルボ シムカ オリゾン」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第254号は、かつてイギリスに存在した大衆車メーカー“タルボ”の「 シムカ オリゾン 」!
デザインはあの、世界のベーシックカーの基準となっていたフォルクスワーゲン・ゴルフの影響を受けていたと言われています。(akiko koda@ロレンス編集部)
タルボ シムカ オリゾン
77年デビューしてヨーロッパのカーオブザイヤーとなった。1100をベースにサスは前トーションバー、後はコイルによる独立。スタイリングは流行の2ボックス5ドアはアメリカのホライゾン/オムニとは姉妹車だがオリゾンはグッドハンドリングカーとして仕上げられて...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第253回「シトロエン CX プレステージ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第253号は、豪華な内装とリムジン仕様の広い後部座席で乗り心地も快適な「 シトロエン CX プレステージ 」!(akiko koda@ロレンス編集部)
シトロエン CX プレステージ
フランスでは唯一のオフィシャル・リムジンとしてDSの後を継ぐべくCXにもプレステージが用意された。先づホィールベースが250mmののばされ3095mm全長が4910mm。リアドアが広くなってCビラーは太くなった。インテリアはヴェロアーでゴージャス仕上げ、レザートップがスタンダード。エンジンはGTI用の2.4ℓLジェトロニック128PS/48...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第252回「マセラティ カムシン」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第252号は、高級スポーツカー「 マセラティ カムシン 」!第一次オイルショック影響を受けたため、総生産台数430台のみとかなりの希少車です。(akiko koda@ロレンス編集部)
マセラティ カムシン
フロント・エンジン/リア・ドライブの2+2クーペで、マセラティ大型シリーズの中では実用性も配慮したモデル。エンジンはBoraと同じ4.9ℓ・320PSだが、ミッションにZF製5速マニュアルのほかにオートマティックも用意されているのは、このモデルの性格を示すものだ。リア・サスペンションもダブル・ウイッシュボーン/コイルに...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第251回「ランチア ベータ スパイダー」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第251号は、頭上のルーフパネルのみを外せるタルガトップ式が特徴的な「 ランチア ベータ スパイダー 」!(akiko koda@ロレンス編集部)
ランチア ベータ スパイダー
2000ccといえばイタリアでは高級車の部類に入るが、このスポーティバージョンでフル・オープンというのはイタリアではめずらしい。3型になって“デルタ”と共通する2分割のグリルが与えられ、レンズでカバーされたヘッドライトは、角型(ロービーム)と丸型(ハイビーム)の組合せとなっているのが新しい。インストルメント・パネルのデザインに合わせて、シフト・ノ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第250回「ディーノ 308 GT4」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第250号は、イタリアのスポーツメーカーのフェラーリ「 ディーノ 308 GT4 」!
全長わずか4.3m。V型8気筒エンジンをミドシップに搭載したフェラーリ初の量産モデルです。(akiko koda@ロレンス編集部)
ディーノ 308 GT4
メーカーはフェラーリだが、この車の名前はディーノとつけられている。1956年24才の若さでこの世を去ったエンツォ・フェラーリの息子の名前をとったもの。GTBと同じ3ℓ・V8エンジンを横置きにミッドシップ・マウントする。2+2のクーペで、ベルトーネがデザインし、スカリエッティの工場...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第249回「デ・トマソ パンテーラ GTS」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第249号は、パンテーラのハイパフォーマンスモデル「 デ・トマソ パンテーラ GTS 」!ちなみに「パンテーラ」はイタリア語で「豹」を意味するそうですよ!
(akiko koda@ロレンス編集部)
デ・トマソ パンテーラ GTS
デ・トマソの市販車としては現在最も高性能のモデル。ミドシップにつまれるフォードV8・5・8ℓエンジンは、ノーマルパンテーラより30PS高出力の330PS。メーカーのデータによれば280km/hが可能。76年秋に追加発表されて現在に至っている。トランスミッションは4速+ODのマニュアルのみ。ホイー...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第248回「マセラティ ボーラ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第248号は、「 マセラティ ボーラ 」!ボーラはマセラティ初のミッドシップ2シーターなのです。総生産台数530台とかなり少ない希少車です。(akiko koda@ロレンス編集部)
マセラティ ボーラ
現在のマセラティ大型シリーズの中では、スポーツ性の最も高いモデル。ミドシップにつまれる90度V8エンジンはDOHCで排気量は4930cc、出力320PS(ヨーロッパ仕様)、2シーターである。4輪ベンティレーティッド・ディスク・ブレーキと、高水準の技術がもりこまれている。トランスミッションは5速のみ。スタイリングはイタル・デ...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第247回「モンテベルディ シエラ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第247号は、スイス・バーゼルの高級車メーカーの モンテベルディ シエラ !主にクライスラー製V型8気筒エンジンを組み合わせたモデル製造しており、「シエラ」は当時のクライスラーのコンパクトクラスがベースです。(akiko koda@ロレンス編集部)
モンテベルディ シエラ
モンテベルディはスイスの少量生産メーカーで、現代的な高級車を造っている。“シエラ”は77年春のジュネーブ・ショウで発表された新らしいモデルで、現在同社ではオフロード・カー以外の乗用車としては、このシリーズだけしか生産していない。エンジンはクライスラー製...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第246回「ジル117」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第246号は、ロシアの大手トラック、重機メーカーである ZIL の車をご紹介!ZILはリムジンも手掛けており、ZIL117はロールスロイスなどと同等の価格の高級車です!(akiko koda@ロレンス編集部)
ジル117(1980年)
ジルには“114”という7座リムジンもあるが、“114”は5シーターの4ドア・高級セダンである。エンジンは7ℓで300PS、オートマティック・ミッションで最高速190km/hが可能。全長5785mmの巨大なボディをもつ、クレムリンのVIPや党の指導者の専用車である。4輪ディスク・ブレーキが...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第245回「チャイカ GAZ-14」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第245号は、高級官僚向けリムジン「 チャイカ GAZ-14 」!
見るからに重厚感あふれるデザインですよね。一度でいいからお目にかかりたい!(akiko koda@ロレンス編集部)
チャイカ GAZ-14
ゴルキー工場で生産される乗用車としては最も格調の高いVIP専用車。“チャイカ”の存在は以前も紹介されたことがあるが、いつのまにか消滅していた。現在のモデルは1977の7月にリバイバルしたものである。リア・シート前に2名分の補助シートをもつ7シーターのリムジンで、エンジンはV8・5.5ℓから220PSを発生し、3速オー...
ロレンス編集部
【世界の自動車年鑑】 第244回「ラーダ ニーヴァ」(1980年)
*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第244号は、ロシアの至宝「 ラーダ ニーヴァ 」!小型ですが力強い走りをイメージさせるデザインのオフロードカーです!(akiko koda@ロレンス編集部)
ラーダ ニーヴァ(1980年)
1600cc78PS・SOHCの4気筒エンジンをのせたオフロード・カーで、センター・デフをもつフルタイム4×4である。Lada Nivaは輸出名で、本国では、「ジーグリVAZ-2121」とよばれる。4速ミッションと、ロー2.13:1、ハイ1.19:1の切りかえギアをもつ。最高速は132km/h。2ドア+リア・ゲートのボディは全長37...