ロレンス編集部
一夫一婦制の理由は細菌?
古代のバイオハザードだった性感染症
先日人間が一夫一婦制を行うようになった理由が性感染症の拡大を防ぐためだったという研究結果をカナダ・ウォータールー大の研究グループが科学誌「Nature Communications」で発表した。
小集団だった狩猟採集型から定住する農耕型に移行する中で,集団の人数が増え,性感染症の広がりが集団の生殖能力と繁栄力に制限を与え,集団の人口増加の妨げになったことから,性感染症の広がりを防ぐために一夫一婦制を集団の規律として採用したのでは無いかという研究結果だ。
この仮説は中々興味深い。狩猟採集型は動物でも通常見られるスタイルだが,確かに農耕型で大集団を作り村か...
ロレンス編集部
『真田丸』の恋愛タイムスリップが現代女子に与える影響
大人気の大河ドラマ真田丸
NHK大河ドラマ真田丸が好調だ。三谷幸喜も最近はつまらなくなったと言う人達もいたので,名誉挽回の素晴らしい脚本でネット上ではあまちゃんフィーバー並みに放送の度に熱い書き込みで溢れている。
そんな真田丸で評価が分かれているのが恋愛模様の描き方だ。中でも長澤まさみが演じている真田家家臣髙梨内記の娘役「きり」が時代考証がおかしいということでネット上でも大避難の嵐だ。
確かに彼女だけセリフは完全に現代語で,ストレートに恋愛感情だけで動くそのわがままぶりに見ていて冷めるという意見も多い。
【きり】真田丸の長澤まさみに批判殺到の理由www 2chの感想をご覧くださいwww(...
ロレンス編集部
相席居酒屋vsキャバクラ
増加する相席居酒屋
相席居酒屋という業態が増えている。女性は無料で男性は時間チャージで料金を払う居酒屋だ。欧米ではシングルスバーという独身男女が集うバーがあるが,それの居酒屋版という感じで出会いや婚活を歌っている。しかし既婚者も多く,最近はキャバクラ変わりに使う人も増えており,キャバクラ不況を加速させているという記事がでていた。
相席居酒屋に客を取られて…深刻化するキャバクラ不況に歌舞伎町キャッチが怒りの声 | 日刊SPA!
今や新たな男女の出会いの場として不動の地位を確立した相席居酒屋。地方への出店ペースも加速しているが、近年、都心部では相席居酒屋をめぐってトラブルが発生している。 男...
ロレンス編集部
弾圧に負けるな不倫パルチザンの恋愛戦士達
芸能政治スキャンダルの嵐吹き荒れる2016年
先日このコラムでもベッキー問題を取り上げたばかりだが,宮崎議員の辞職にまで発展した不倫騒動も炸裂し,相変わらず年明けから芸能政治スキャンダルが後を絶たない。とうとうセンテンススプリング砲に負けじとFRIDAYまでもが桂文枝師匠の不倫問題まで報道している。しかし内容的にもかなり前の問題を無理矢理ほじくり返したような印象もあり,とにかく日本中の芸能政治マスコミがゲシュタポのように不倫ネタ探しにやっきになっている感もある。
桂文枝 涙ながらに不倫騒動を陳謝 妻からは「脇が甘い」と叱責(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
落語家の桂文枝(7...
ロレンス編集部
退廃主義的なフラワー活用術
使いこなしたい花贈り
退廃紳士たるもの花というアイテムも是非とも使いこなしたい。日本男子はついつい花を贈ることは恥ずかしいことだと感じてしまうかも知れない。しかし,花に興味が無い女子はほとんどいないだろうし,ましてや退廃淑女は120%好きであり,プレゼントに悩む必要も無いアイテムだ。また飾ったところを見たいという口実も作れるため,自宅に上がりこむためのアイテムとしても効果的だ。
しかし大きな花束は恥ずかしいというのも確かだろう。我々退廃オヤジ世代はもっとデートに気軽に車を使えたため(車でお酒が飲めない現在は誠に残念だ。早く自動運転が普及して欲しいものだ)。車のトランクにしのばせて,帰り際...
ロレンス編集部
風俗嬢の接客マニュアルに見る退廃淑女のお作法
ネット上に現れた風俗嬢のマニュアル
ネット上に風俗嬢の接客マニュアルと言われるものが流通し,話題になっている。中には「何とも言えない気持ちになった」と衝撃を受ける男性も出ているようだ。マニュアルなんてと幻滅する気持ちもわからなくはない。
しかし,退廃主義的に考えればここに書いてあることはとても的を得ている。
例えばこのアドバイス
もてない男目線で見るといろいろあれなのだろうが,男と女に限らず人と人とのコミュニケーションにおいてポジティブに「相手の良いところを見つけてそれを褒める」というのは基本的な動作だ。日常的な合コンでもどんどん行うべきポイントと言えるだろう。このマニュアルが凄いところ...
ロレンス編集部
純愛というスタンドアローンなエゴイズムからの脱却
純愛か狂気か
純愛という言葉には美しい響きがある。小説のコンセプトとしても純愛ものはひとつのジャンルと言ってもいいだろう。病気や身分の違い,戦争などで純愛が引き裂かれるストーリーは必ず涙を誘う。中でもプラトニックな恋愛は崇高なものとしてあがめられやすい。ある意味退廃主義の真逆の価値観かも知れない。
小説のコンセプトとしては素晴らしい純愛も現代の世界では狂気となりやすい。特にストーカー犯罪はあとを絶たないばかりか,殺人という凶悪化が進んでいる。
純愛が危険なのは一方的な愛情を肯定してしまうことだろう。「こんなにも相手を愛している自分」が自分自身のアイデンティになる。自分はこんなにも相手を好...
ロレンス編集部
退廃主義的おごりおごられ問題
果てしないおごりおごられ宗教戦争
男女のおごるべきか,割り勘にするべきかの論争は長くネットの上で激しい戦いが繰り広げられ,もはや宗教戦争と化しており,男女の間の深い谷を象徴する問題だ。
美食を尊重し,男女の食事は前戯であると考える退廃主義としてはもちろん「おごるべき」派だ。
しかし一方で重視するのは「但しおごるべき女子に限る」だ。なのでおごってもよい女子とそうでない女子が一緒になって「当然おごるべき」と真っ赤になられても我々としては苦笑いをするしかない。
判断基準はコミュニケーションを継続したいか
食事もSEXも男女の大事なコミュニケーションである。SEXの方をより重視する人も多いかもだ...
ロレンス編集部
オヤジ世代のモテ競争戦略Episode5:負ける勝負はしない
孫子の兵法
戦いの戦略理論としてもっとも有名な孫子の兵法。そのの中で特に有名な言葉は「彼を知り己を知れば 百戦して殆うからず」だろう。つまり戦う相手を知り,自分をしっかり把握すれば100回戦っても負けることは無いということだ。
オヤジ世代の恋愛はまさにこの言葉に尽きると言えるだろう。相手の女子をよく知り,自分の強み弱みをしっかり把握し,戦う戦場を選ぶことが大事ということだ。
戦術が支配するクラブのナンパ
男達の戦場のひとつとしてクラブやディスコでのナンパというものがある。確かにこうした場所に来ている女子達は出会いに対して警戒心は薄いし,なんとかなりそうな雰囲気がただよっている。最近のクラ...
ロレンス編集部
大沢樹生氏の親子認定裁判に見るDNA鑑定が変える家族像
嫡出推定の不存在
タレントの大沢樹生氏18歳になる長男が自分の子供では無いということを争う裁判で親子関係無しという判決が出た。今回の判決はDNA鑑定結果というよりも,婚姻から200日目に出生した長男は民法772条2項で親子関係が推定されないということが判決理由の大きな要素になっている。
この772条問題で,離婚成立後300日以内の子供は新しい彼の子供だとしても,前の旦那の子供だとされてしまう問題が発生し,裁判所が父親を決めるというようなことになっている。
そして773条で未だに女性は離婚後6ヶ月の再婚が認められていない。多くの女性達がこのような100年前に決められた法律の壁にとまどってい...
ロレンス編集部
サイバースペースに溢れる素人ストリッパー
想像力とエロ本
前回マジックミラー号の話が好評だったので再びAVの話。かつてビデオデッキが発売された頃技術的性能で劣ったVHS陣営がベータマックス陣営に勝利した理由が,VHSはアダルトビデオをセットで販売したからだとは有名な話だ。それぐらい当時の男性達にとっては強烈な道具であった。
それまで元気いっぱいの男子にとって大事なおかずはエロ本と呼ばれる雑誌だった。昼間は中が見えない自動販売機が街角にあり,夜になり灯りがともると中のエロ本が見えるようになり買えるというものまであった。当時こっそり夜に買いに走った人も多いことだろう。ゴミ捨て場に落ちているエロ本も宝を見つけたようなものだった。それで...
ロレンス編集部
退廃主義的セフレ論
男性にとっては「セフレ = 都合のいい女」と思いがちかもしれない。やりたい時にいつでもやれて,終わったらすぐ帰ってくれる女子こそが理想だ!という感覚があるかも知れないが,それはセフレでは無いただのSEXマシーンだ,そういう人にはロボットにTENGAを装着したものでいいかも知れない。退廃主義的なセフレはもっと関係性が大事なのだ。では女子にとってセフレたる男子はどうあるべきかについて今回は解説したい。
ふたりだけの秘密結社
セフレとの関係はある意味二人だけの秘密結社みたいなものだ。秘密を守れることはお互いに大事。それこそ彼氏がいる女子でも彼氏の前ではみせられないような大胆なことも秘密結社だか...