ロレンス編集部
【1/100の映画評】昭和を代表するヒーローの激突 『サイボーグ009 vs デビルマン』
本来であれば交わるはずもない、異質なヒーローたちが、同じ世界観の舞台で戦い、コラボする。
子供の夢想のような企画が今、世界的に人気になっている。
3月に公開が待たれる『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』しかり、『アベンジャーズ』しかり。
2016年3月が待ち遠しい『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』日本語版トレーラーが公開 - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
アウトロー贔屓が多いバイク乗り。だからバットマン好きが多いと思うんですが、この映画ではかつてない強敵に立ち向かうんで、もう気が気...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】下品なクマのぬいぐるみが子作りに励む?『テッド2』
100%大人向けのお下劣コメディ。
下品で下世話な下ネタばかりが炸裂しまくるコメディ。
幼少期にテディベアをプレゼントされたジョニー。そして、そのテディベアがなぜか生命を得て動きだす。それがテッド。
ジョニーは数年間交際した女性と離婚し落ち込んでいた。テッドもまた、同じバイト先のレジ係タミ=リンと結婚したものの、喧嘩続きでうまくいかず、離婚の危機に瀕する。
二人の中を修復するには子供を作るのが一番だと考えたテッド夫妻だったが、テッドにはその”機能”がないし、タミ=リン側は若年時の薬物使用で子供を産めない体だった。そこで養子縁組を希望するのだが、その活動がヤブヘビとなり、テッドの存在意義を...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】浮気性の男には見てられない(笑)『ダメ男に復讐する方法』
キャメロン・ディアスお得意の、やや品のないコメディ
キャメロン・ディアス主演のラブコメディなのだが、これが実に、男としては、なかなかに見ていられないストーリーw というか、プレイボーイに復讐を考える三人の女の ガールズムービー。
あらすじをかいつまんで言うと、妻子がいながら、有能かつ容姿優れたキャリアウーマン(弁護士)である主人公カーリー(キャメロン・ディアス)を口説いていた女たらしのイケメン、マーク。しかも彼には、妻よりもカーリーよりも若くてグラマラスな恋人がいた。
彼女たちは共謀し、マークをこらしめる計画を実行する、というもの。
マークは、言うならば女の敵だが、男側から言えば、彼のよ...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】スーダン内戦孤児”ロストボーイズ”の熱く切ない愛『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』
カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリーは、アフリカから到着したマメールと2人の仲間たちを空港まで迎えに行く。彼らは内戦で両親を亡くした、“ロストボーイズ”と呼ばれる難民たちだ。 そつなく仕事をこなしてきたキャリーに与えられたのは、電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、最難関のミッションだった。 徐々に新生活が軌道に乗り始めたかに見えたころ、悪い報せが入る。仲間の1人が「いくら働いても誰にも相手にされない」と怒りと悲しみを爆発させて問題を起こし、警察に連行されてしまったのだ。そしてその事件は、アメリカ生活でマメールたちがひっそりと耐えていた痛みや不満を暴きたててしまう。傷つかな...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】番外編・絶食男子が多いからこそ見てほしい『太陽がいっぱい』
飢えた野心。それしかない。
「太陽がいっぱい」は、1960年のフランスとイタリアの合作映画だ。主演は、アラン・ドロン、監督はルネ・クレマン。
ストーリーは単純で、金持ちをドラ息子を殺害して、その資産と美しい婚約者を奪おうとする青年のクライムサスペンス。美貌と才能に恵まれながら、下層階級の生まれであるがゆえに貧しさから脱することができない青年の、哀しくも激しい闘争の話である
貧乏なアメリカ青年トムは、金持ちの息子フィリップを連れ戻すため、ナポリにやってきた。フィリップにねたみを覚えたトムは、殺して裕福な生活を手に入れようとする。そして計画どおり殺害し、自殺に見せかけるが…。
原作は、パト...