【1/100の映画評】聖職者の聖域、いや性癖を暴いた『スポットライト 世紀のスクープ』
2000年代初頭・・・ボストンの新聞社グローブと、その人気コラムニストチーム「スポットライト」のメンバーたちは、カトリック神父による小児性愛犯罪が多発している事実を掴み、特集記事を組むため チーム一丸となって取材を開始した。しかし、グローブ紙の読者の53%はカトリック信者であるうえ、街全体における教会が持つ影響力は絶大。取材は困難を極めたー。 カトリック教会が組織ぐるみで卑劣な性犯罪を隠蔽しているという、ショッキングなスクープを追うジャーナリストたちを描いた、実話ベースの力作。