ロレンス編集部
【歴史の中に消えた幻の車】1938年アメリカの「ファントム コルセア」
歴史の中に消えた幻の車「ファントム コルセア」
私はどうも、アールデコ調の流線型の車に惹かれてしまうようです。こちらは、1938年に造られた「Phantom Corsair(ファントム コルセア)」です。車高が低く、滑らかなデザインの黒い車体はとても美しいです。
こちらの車を造ったのは、Rust Heinz氏。Heinzと言えば聞き覚えがあると思いますが、あのトマトケチャップで有名な「ハインツ社」一族の御曹司だそうです。
ドアノブすらない流線型のボディ
魅力なのは、やはりそのデザイン。空気抵抗を減らすための究極的に流線型のボディで、ドアノブすら付いていません。ドアの開閉は電池ボタン式であ...
ロレンス編集部
【歴史の中に消えた幻の車】1939年ドイツの「シュレールワーゲン」
歴史の中に消えた幻の車「シュレールワーゲン」
美しい…ため息が出てしまうほど美しく、かつ可愛らしいフォルムです。愛称は「エッグ」または「Pillbug(ダンゴムシ)」と言われているそう。確かに、なんとも滑らかで独特なデザインです。こちらはドイツの「シュレールワーゲン」という車です。なんと、1939年に公開されたものであるというから驚きです。第二次世界大戦前の車なのですね。
現在の技術に勝るとも劣らない空気抵抗の軽減を実現した流線型のボディ
ベースは「メルセデス・ベンツ 170H」だというシュレールワーゲンは、車体は大きいですがアルミが使われているとのこと。そして、この流線型のボディから想...