ロレンス編集部
【歴史の中に消えた幻の車】1938年アメリカの「ファントム コルセア」
歴史の中に消えた幻の車「ファントム コルセア」
私はどうも、アールデコ調の流線型の車に惹かれてしまうようです。こちらは、1938年に造られた「Phantom Corsair(ファントム コルセア)」です。車高が低く、滑らかなデザインの黒い車体はとても美しいです。
こちらの車を造ったのは、Rust Heinz氏。Heinzと言えば聞き覚えがあると思いますが、あのトマトケチャップで有名な「ハインツ社」一族の御曹司だそうです。
ドアノブすらない流線型のボディ
魅力なのは、やはりそのデザイン。空気抵抗を減らすための究極的に流線型のボディで、ドアノブすら付いていません。ドアの開閉は電池ボタン式であ...