8月8日決勝のスティリアGPで、MotoGPはサマーブレイク明けのレースを迎えますが、その翌週の15日決勝のオーストリアGPからBMWはMotoEワールドカップ用の新たなセーフティーカーとして、電動のBMW i4 M50を導入することを公表しました!
電動BMWカー初の"M"モデル
イタリアンブランドであるエネルジカのエゴ・コルサのワンメイクによる電動ロードレースシリーズ、MotoEのセーフティーカーには、これまでBMWが販売していたプラグイン・ハイブリッド車のi8が使用されていました。
i8は2020年に生産を終えていたので、遅かれ早かれMotoEのセーフティーカーは違うモデルが導入されることが予想されていましたが、この度2021年11月に発売予定のi4 M50がオーストリアGPから使用されることが公表されました。
i4 M50は、電動BMWカーとしては初の高性能"M"モデルであり、フロントアクスルとリアアクスルの両方に搭載されるBMWM eDrive電気モーターは、合計で400 kW(544 hp)という最高出力を発生。そのパフォーマンスの高さは、"M"の名に恥じないものです。
ハイブリッドのi8から純EVのi4 M50になり、より環境に優しくなりました
MotoEに使われているエネルジカのエゴ・コルサは純粋な2輪EVロードレーサーですが、セーフティーカーも純EVのBMW i4 M50になることによって、よりローエミッションなロードレース化を推し進めることができるわけですね。
MotoEの主役はあくまでタイトル争いをするライダーたちですが、市販版よりも前に公の場で走ることになるBMW i4 M50セーフティーカーの姿にも、ぜひ注目してMotoEをご観戦ください!
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