海水浴、と思いきや山登り?
8月8日の夕方、この日の私たち日本人4名の世話役となったソーニャさんとアントンさんに案内されて、海水浴に行くハナシになったのは前回の結びのとおりです。
それで、ロシア人のおふたりの案内するとおりにテクテクとビーチを目指して歩いたのですが、当初予想していた宿から徒歩数分のビーチではなく、違う場所に行くみたいでちょっと「え?」と思ってしまいました。
![画像: ヴィチャジの宿から近いビーチには、古びた座礁船が放置されており、この地のランドマークになっていました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/988a938235941fb01551e6bd1162fd1ef850080c_xlarge.jpg)
ヴィチャジの宿から近いビーチには、古びた座礁船が放置されており、この地のランドマークになっていました。
ふたりが道案内する先は、路面がドロドロで、結構な傾斜があったりする山道でした。20分くらいしてようやく判明したのですが、どうもこのルートはガモフ半島の西岸から東岸まで、結構な距離を山登りして超えるルートだったのです! 英語でのコミュニケーションが難しい状況だったので、まさかこんな本格的トレッキングをすることになるとは・・・と気付いても後の祭り状態でした。
![画像: 山の中腹から・・・往路の約半分の地点からの、目的地の東岸のビーチの眺め。その美しさには目を見張りましたが、「今までの行程と、ここからビーチまでの距離を、帰りも歩かないといけないんだな・・・」という思いもちょっとよぎってしまいました(苦笑)。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/5aed49af546e9b20c6354dc537b10245b8692079_xlarge.jpg)
山の中腹から・・・往路の約半分の地点からの、目的地の東岸のビーチの眺め。その美しさには目を見張りましたが、「今までの行程と、ここからビーチまでの距離を、帰りも歩かないといけないんだな・・・」という思いもちょっとよぎってしまいました(苦笑)。
なんとか踏破してたどり着いた東岸のビーチは、有料ということもあり人も少なく、白砂が美しい整備された場所でした。私以外の日本人3人は、普段はあまり海で遊ばない・・・というタイプでしたが、絶好のロケーションで気分も盛り上がったのか、久々の海水浴を楽しんでました。
![画像: 東岸ビーチのパノラマ写真。夕方ということもあり人も少なく、大自然を心置きなく楽しめました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/d0f0955fecabc25599d266dcf7085c5138a764b9_xlarge.jpg)
東岸ビーチのパノラマ写真。夕方ということもあり人も少なく、大自然を心置きなく楽しめました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、背後の山のてっぺんに落ちてきた日が近付き、もうしばらくすると日没が近いことを我々に知らせました。暗くなると、足場がヌタっている山道の復路が危険になるので、そそくさと皆帰り支度をして帰路につきました。
そして復路ですが・・・感覚的には往路の半分くらいの距離で帰ることができました・・・? つまり行きは見晴らしの良い山の中腹まで案内してくれて、帰りはショートカットしたルートを選んでくれたワケですね。ソーニャさん、アントンさん、ありがとうございました!
![画像: 夜には遅れてやってきたウラルジャパンCEOのブラドさんも合流。そして海辺でキャンプしている、ブラドさんの友人たちのテントを訪問したのですが、その途端に豪雨が・・・。やっぱり雨男かな(笑)。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/39e52b552624db3d0d27004827a1acb19f7cec6d_xlarge.jpg)
夜には遅れてやってきたウラルジャパンCEOのブラドさんも合流。そして海辺でキャンプしている、ブラドさんの友人たちのテントを訪問したのですが、その途端に豪雨が・・・。やっぱり雨男かな(笑)。
スポーン!(←※マフラーが外れた音!?) グワシャー!!(←留め具が壊れた音!?)
8月9日の朝は、半島の先端にあるガモフ灯台までのオフロード走行です。昨晩宿に遅れて到着したツアーガイドのセルゲイさんは、今回初めて撮影に使う新品ドローンを片手にウッキウキ。一方、ツアー参加者の堀田さんと堀内さんは、「今日もオフロードを、約9kmほど走らなければならないのか・・・」とちょっと心配顔でした。
URAL RUSSIAN RIDE 2019 part.7
youtu.beURAL RUSSIAN RIDE 2019 part.8
youtu.beURAL RUSSIAN RIDE 2019 part.9
youtu.be旅路の途中、セルゲイさんとカメラマンの奥村は"鬼"となり、「はい、もう一回撮影するから、元の場所に戻ってから走りを繰り返してください!」系のリクエストを連発! 「え〜、また同じところ走るんですか!?」というウラルパイロット2人のクレームも華麗にスルー? して、ツアーの撮影というミッションを淡々とこなしていきました(堀田さん、堀内さん、どうもすみません)。
URAL RUSSIAN RIDE 2019 part.10
youtu.be道中には2度、沢渡りというハイライトシーンもありましたが、2人のウラルは健気に黙々と悪路を進んでいきます・・・。途中、堀内さんも堀田さんも、岩にヒットしてエキゾーストパイプからマフラーが外れる! というトラブルがありましたが、現場ではめ直して無事トラブル状況から脱出!
![画像: 新規導入したドローンでの撮影にノリノリのセルゲイさん。そのおかげ? で堀田さんと堀内さんは、何度も撮影のために行ったり来たりを繰り返すことに・・・。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/b1ac56c5a9cd86966e68446e6fa0dd5df8c302c2_xlarge.jpg)
新規導入したドローンでの撮影にノリノリのセルゲイさん。そのおかげ? で堀田さんと堀内さんは、何度も撮影のために行ったり来たりを繰り返すことに・・・。
![画像: 大きな岩に当たった衝撃でスポーン! と外れてしまったウラルのマフラー。近くにあった倒木片と大きな岩を使ってマフラーをエキゾーストパイプに叩き込み、事なきを得ることができました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/13e3e021c782977bfd317ba908fbee14daaf5a0d_xlarge.jpg)
大きな岩に当たった衝撃でスポーン! と外れてしまったウラルのマフラー。近くにあった倒木片と大きな岩を使ってマフラーをエキゾーストパイプに叩き込み、事なきを得ることができました。
![画像: 堀田さんのウラルは悪路の長時間走行により、ケースの留め具の鋳物が割れることに! このトラブルはタイラップを何本も巻いてしのぐことになりました・・・。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16781465/rc/2019/08/19/fec7f14aab131359601ddea57d4c4539dcd16492_xlarge.jpg)
堀田さんのウラルは悪路の長時間走行により、ケースの留め具の鋳物が割れることに! このトラブルはタイラップを何本も巻いてしのぐことになりました・・・。
堀田さんも堀内さんも、もうこれ以上の悪路走行は・・・と気分がナエナエになりつつありましたが、なんとかガッツを振り絞って走行を継続・・・。そして、ようやく今日の目的地のガモフ灯台が目の前に現れました。(続く)
URAL RUSSIAN RIDE 2019 part.11
youtu.be※続きは、こちらのリンクになります。