灯台のことを勉強させていただきました!
海路の道しるべ、である灯台・・・その最古のものは、エジプト・ナイル川河口のファロス島の灯台と言われています。2300年前(!!)ギリシャの建築家のソストラトスは、自分の名前を1文字1mくらいのサイズで灯台に記すこと、を条件に建造を請け負ったそうですが、金より名誉!! ということなんですね。
灯台の燃料となったのは大量の木材で、昼は木を燃やした煙で、夜は火の灯りで、海路を進む船舶にその位置を示したそうです。残念なことに、14世紀の大地震でファロス島の灯台は完全に倒壊してしまい、今ではその壮大な姿は拝むことがかなわなくなってしまいました・・・。
さて、ロシアで灯台サービスが始まったのは、帝政ロシア時代の1807年からとのことです。今回訪問したガモフ灯台は1901年に完成した石造の建築で、その建造はフランス人建築家が担当したそうです。その高さは22mで、1980年代に改装を受けてはいますがその床は建造時から一度も交換されていないとのことです。
行きはコワイコワイ、帰りもコワイ?
さて、歴史的建造物であるガモフ灯台見学を楽しんだ我々一行ですが、見学を終えた後の堀田さんと堀内さんの2人はちょっとブルーな表情・・・。かなり苦労した往路のオフロードを、同様に帰路も走破しないとヴィチャジの宿に帰投できないのですから・・・。
それでもなんとか、無事夕方には宿に到着! 堀田さんは悪路走行を経た車両のチェックに早速取り掛かりました。ウラルに関する技術的な話題が豊富な氏のブログが、日本中のウラル乗りから注目されるくらい、堀田さんはメカに精通した人物でもあります。マメなチェックは、トラブル予防の基本です。素晴らしい心がけを、お手本にしたいですね! (続く)
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