高速道路は……大丈夫なのか?
そして気になる高速道路! 首都高に上がってレインボーブリッジを渡ります。
150cc最大のメリットでもあります。
だけど、こんなに小さいボディでちゃんと走るのか?と疑問でした。
都市高速どころか……
都市高速っていうのはそんなに巡航ペースが速くないですから、余裕でした。
150ccだから、なんて不足は微塵も感じません。
そのまま首都高を抜けて中央道方面へ走ります。
普通に快適すぎる(笑)
メーター読みで時速100キロが、完全に設計上の大前提としてあるんだな……と感じます。
スタビリティも直進安定性も充分以上です。追い越しだって余裕あり。
しかも、ご覧のとおり……ETCがあればさらに無敵!
ETCは標準装備ではないですが、設置することも想定されていてシート下に本体がありました。
PCXの機動力にパワーが加わって、高速道路にもスムーズに乗れる。
想像できます? でも想像以上ですよ。
本当にすさまじい便利さなんです!
そして、なんだかんだ相模湖まで来てしまいました。
都心から1時間程度です。高速道路を約1時間、これくらいまでの距離なら疲れもせず、ストレスも皆無です。
250ccとの差は……そうですね。
試験運用中の高速道路110km/h区間でもなければ感じることは無いと思う。
そうそう。高速道路のバイクパーキングエリアで同じくPCX150に遭遇しました。
以前だったら「150じゃ大変だろうな」と思ったでしょうけど、今は違います。
「この便利さを知っているとは……やり手のライダーが乗っているに違いない」と思えます。
PCX150はワインディングまで楽しめる!?
相模湖からの帰りは大垂水峠を走ります。ここは昔の走り屋のメッカです(笑)
そんなワインディングもPCX150はスイスイ駆け抜けます。
気が付いたら前のクルマに追いついちゃうペース。
スロットルオンからクラッチミート、そして加速までのライムラグが短い印象。コーナーも楽しいですね。
フロントは予想以上にしっとりした動きをする味付けのサスペンションでした。
ABS搭載モデルだと安心感もさらに高いですね。
リアは2本サスで剛性感があります。
でも小刻みなギャップを吸収できずに、ガガッ!とハネるようなシーンは一度もありません。
しっかり系だけどよく動く特性です。
これ、125ccと共通なのか?
要確認ですがPCX150専用セッティングにも感じます。
何にせよ、前後ともに優秀な足周りだと認めざるを得ません。