KTMでスタートしたキャリア・・・その縁が良縁となるといいですね
3月にお知らせしたとおりザルコが所属するテック3は、今年限りヤマハとの長年の関係を解消し、KTMのジュニアチーム的な位置付けで活動することになります。
そして、注目されることになったのは、しばしば型落ちのYZR-M1でファクトリーのバレンティーノ・ロッシやマーベリック・ビニャーレスを上回る走りを披露してきたザルコが、来期以降ドコへ行くのか・・・ということでした。
ウワサではスズキファクトリー、はたまたレプソル・ホンダ加入か・・・? なんていう話もささやかれましたが、結局は発展途上にあるKTMに加入するという話になったワケです。
My carreer will continue where everything begin, from RedBull Rookies Cup to the conquest of the MotoGP title. You understand it, I join @KTM_Racing for the next two years. I’m very happy to ride this KTM, which we have the same ambitions : Ready to race ! @Michelin_Sport pic.twitter.com/H5j0b6c4Zp
— Johann Zarco (@JohannZarco1) 2018年5月3日
フランス・カンヌ生まれのザルコは、2007年から始まったレッドブル・ルーキーズカップで4勝し、初代チャンピオンになりました。ザルコはKTMでスターダムの階段を上りはじめ、2015、2016年はMoto2クラス王者に輝き、2017年からはMotoGPに参戦。そして再びKTMライダーとして、2019年のMotoGPを走ることになったワケです。
これからKTMがRC16の戦闘力をどれだけアップできるか・・・が、ザルコの選択がいい判断だったか、悪い判断だったかを決めることになるでしょう。ともあれ、テック3のYZR-M1で今年の残りのレース、どのような戦いをザルコが見せてくれるのか・・・注目しましょう!