最高峰未戴冠者のなかでは、ダントツ勝利数の31勝!
2001年に世界ロードレースGP125ccクラスでデビューしたペドロサは、3年目の2003年に同クラスのタイトルを獲得。2004年は250ccクラスにステップアップし、見事参戦初年度でタイトル獲得。そして翌2005年も同クラスタイトルを防衛し、2006年からは最高峰MotoGPクラスへ挑戦することになります。
今日に至るまで一貫してホンダに乗っているペドロサですが、昨年までのMotoGPクラスでの12年間、ペドロサは31勝を記録しています。その間、毎年優勝記録を継続することが示すとおり、彼の実力の高さは証明されてはいるのですが、年間最高位は2位が3回(2007、2010、2012年)と未だタイトルには手が届いておりません・・・。
今年はどうなる・・・? ペドロサの戦いぶりに注目しましょう!
ちなみにそのほかのGP最高峰クラス(500ccおよびMotoGPクラス)で、勝ち星を重ねながらもタイトルに手が届かなかった人といえば、マックス・ビアッジ(13勝)、セテ・ジベルノー(9勝)、ロリス・カピロッシ(9勝)、ルカ・カダローラ(8勝)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(8勝)、アレックス・バロス(7勝)などがいますが、いずれもペドロサの足元にも及びませんね(笑)。また、この中で全クラス対象でタイトル未獲得なのはジベルノーとバロスのふたりであり、そのほかはすべてチャンピオン経験者となります。
なお殿堂入りしたマモラは、500ccクラスで13勝し、4度年間ランキング2位になっています(1980、1981、 1984、 1987年)。ペドロサも今年2位ならマモラの記録に並ぶわけですが・・・それを目指すのは筋違いでしょうから、ぜひ悲願の最高峰タイトル獲得にむけて頑張ってほしいです!
こちらは今年のセパンテストの様子をおさめたムービーですが、悲願達成のためには最強のチームメイトである昨年度王者マルク・マルケスにまずは勝たないといけません。ハマったときは誰も追従不可能な走りをみせると評判のペドロサですが、今年は何回そういうレースを披露できるか? 注目しましょう!