80年代は歴史に残るバイクブームが日本に巻き起こった。そんな中で登場したRZ250をきっかけに始まる熱狂的な2スト・レーサーレプリカ時代は、現代でも語り継がれるマシンの宝庫。時代を作った革命的なモデルたちの歴史を振り返ってみよう! (オートバイ©モーターマガジン社)

HONDA NSR250R 【MC28】1993

画像: (オートバイ©モーターマガジン社) www.motormagazine.co.jp

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バブルの余韻残る90年代半ばにかけ、レーサーレプリカブームは終焉し、ネイキッドブームが訪れたがNSRは我が道を走り続けた。スイングアームが「プロアーム」と呼ばれる片持ち式となっただけでなく、「PGMメモリーカードシステム」なるものを搭載。今で言うカードキーの一種だが、バイクでは世界初で誰もが驚いた。
エンジンの電子制御も一段と進歩したが、新車オーナーはよく理解できぬまま、コンピュータの容量が8ビットから16ビットに高まったと自慢げに話したものだ。しかし、価格は68万円と250クラスとは思えぬものとなり、SEは72万円、SPにいたっては80万円と、価格など気にせず買えたバブル期の若者も、その高額さに怖じ気づくようになっていた。

世界で初めて搭載されたPGMメモリーカードシステムは、カードキーによりシリアルナンバーが合致しなければコンピュータ回路が起動せず、エンジン始動ができない仕組みとなっており、通常の公道用PGMメモリカードの他に、競技専用のPGMメモリカードを使用することでエンジンの特性を簡単に変更することができるという、当時画期的なスステムでした。

そして、1993年に発売されたNSR250R SPは、現在でも高い人気を誇るNSRのロスマンズカラー最後のモデルでもありました。

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