この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】不朽の日本車102年史」より、日本を作り上げた歴史のオートバイを振り返っていきます。
日本の歴史1909年産声をあげた日本最初のオートバイ、島津NS号から2011年モデルまでじゃんじゃん紹介していくので、「そういえばこんなバイクあったなぁ」と懐かしい気持ちになってもらえたり、「昔はこんなオートバイがあったんだ!」とあらたな発見を見つけてもらって、お楽しみいただければと思います。(akiko koda@ロレンス編集部)

まず最初にご紹介するは、国産バイクの第1号。みなさんは、日本の原点となったオートバイをご存知でしょうか?
日本のオートバイの歴史は明治41年、島津楢蔵(しまづならぞう)さんが作ったNS号から日本の二輪の歴史がはじまりました。
そのバイクはこちら!

島津モーター NS号(1909年)

画像: 島津モーター NS号(1909年)

NS号のほとんどの部品は日本製の材料を使って、製作者の島津楢蔵によって製作された。これ以前の国産車は輸入部品を組み立てたものばかりだったので、純粋な国産車第1号はNS号ということになる。エンジンは4ストローク単気筒400cc。吸入は当時の外国車と同様、自動吸入弁(オートマチック・ バルブ)式。これはカムを使わず、弱いバルブスプリングを使い、ピストンの吸入作用により自動的に吸入弁を開かせるというシステムだ。(©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史)

排気量400ccのバイクは、今でも普通二輪車として乗られていますし、こうして今の時代まで繋がっているってなんだか不思議だし、素敵ですよね。
島津楢蔵さんがこのバイクを完成させたのは22歳の時で、バイクを作り始めたのは「バイクに憧れていたけど、外国のバイクは買えないから。」という理由からだそう。
日本のバイクの誕生は、少年の些細な思い、好奇心からだったんですね。

と、こんな調子で、昔のオートバイをさらっと!ですが、じゃんじゃん!!ご紹介していくので、次回もお楽しみください♡

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