2004 SUZUKI GSV-R:ブリヂストン タイヤを採用して コーナリング性能に磨き
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
GSV-R専用のブリヂストンタイヤを投入できたことで、コーナリングスピードの高さを武器にできたXRE2こと04年型モデル。シーズン途中からは爆発間隔を変更した新エンジンを投入し、ブラジルGPでは、ロバーツJr.がGSV-R初のポールポジションを獲得。しかし、決勝の成績はまだ思わしくなく、ランキングはホプキンス16位、ロバーツJrが18位。
マシンの性能を高める事はできていて、ポテンシャルも高い事は確実なのに、なぜか結果がでない。
そんな厳しい状態が続くSUZUKI。YAMAHA、HONDAの快進撃を止める日はくるのでしょうか。
2005 SUZUKI GSV-R :約20psのパワーアップを果たし初優勝まであと一歩!
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
チーム運営母体をイギリスのクレセントレーシングに託した05年シーズンは、エンジンのパワーアップを果たし、雨のイギリスGPで、GSV-Rにとって2度目の2位表彰台を獲得した。さらに中国GPでは、レース途中まで2位以下を引き離しながらトップを快走。残念ながら転倒を喫してしまうが、時折光るスピードを見せ始めたのが、この05年モデルといえるだろう。
マシンのパワーアップ、そしてケニー・ロバーツやジョン・ホプキンスなど、現在でも伝説として名を残すライダーを起用し、遂にトップ争いに介入できるところまで追い付いたシーズンだったのではないでしょうか。ここから、SUZUKIの猛追撃が始まるのでしょうか。そんな期待の1年でした。
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