*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

第186号は、「 ウルフ WR9 フォード 」!デザインはこれまでのマシンに引き続き、ハーベイ・ポスルスウェイトによるもの。(akiko koda@ロレンス編集部)

ウルフ WR9 フォード(1980年)

画像: ウルフ WR9 フォード(1980年)

カナダの富豪、ウオルター・ウルフの所有するウルフ・レーシングは、H.ポストウェイトの設計したWR7を送り出した。基本的にウイングカー・セオリーに従ったが、肝心のサイド・ウイングの形状はフィッティパルディF6に似て前後長が短かい独自のタイプだった。ダウン・フォース不足に悩まされ、改良型のWR8、WR9を続々と制作したが、いずれもトップランナーにはなり得なかった。このためスーパースターのJ.ハントは引退を決意。

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