*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

173号は、「 アローズ A2 フォード 」です。
デザインは初のウィングカーであるロータス・78の設計にも関わったトニー・サウスゲートによるもの。(akiko koda@ロレンス編集部)

アローズ A2 フォード(1980年)

画像: アローズ A2 フォード(1980年)

アローズ・チームは前半戦をA1Bで戦ったが、シャシの剛性不足、ダウン・フォース不足に悩み、中盤のフランスGPからA2を送り出した。いかにも鬼才のT.サウスゲートらしく、見るからに奇抜なデザインだ。剛性の高いシャシを覆うボディはスペース・シャトルのようだが空力思想をより先取りしていた。が、ダウン・フォース不足で熟成に苦しむことになり、A2は失敗作と評せられる。エンジン/ギアボックスの前傾マウントがユニーク。

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