画像1: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

ヤマハ発動機さんが開催した「スノーモビル体験試乗会」で、生まれて初めて乗ることとなったスノーモビル。午前中からの安全講習とクローズドコースでの実技講習を体験し、午後からは会場となった長野のスキー場「タングラム斑尾」の広大な敷地を利用した樹林ツアーに出発した。

画像2: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

スノーモビルは日本ではあまり一般的な乗り物ではないだろう。やはり雪国専用の特殊車両なのだ。とはいえ、世界の需要でいえば14.5万台(2014年ヤマハ調べ)とのことで、なかなかの台数ということになるだろう。需要の約75%はアメリカとカナダで、ヨーロッパとロシアが残りをしめる。そしてヤマハは1968年からスノーモビルを生産する国内唯一のメーカーなのだ。

画像3: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

ヤマハのスノーモビルにまたがって、白銀の新雪に輝く樹林のコースへ走り出す。このワクワク感は何だろう。私はスキー・スノーボードも大好きだ。ウインタースポーツを楽しむ方はわかると思うが、その魅力はすっぽりと雪におおわれた、スキー場という日常を離れた別世界によるところも大きいと思う。映画「アナと雪の女王」ではないが、雪と氷の世界は都会にはない静謐で神秘的な気持ちをおこさせるものだ。

画像4: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

そんな雪の林道をスノーモビルで走ってゆくと、バイクでツーリングするのとは全く違う爽快感と、自由な感覚で満たされた。これもまた白銀の風景によるスノーマジックなのだろうか。ウインタースポーツと捉えると、スノーモビルはスキー・スノボのように、リフトのあるゲレンデに活動を制限されない。いってみればバイクのような自由さがある。雪原というどこか人を隔絶しているかのような場所を、縦横無尽に走り回れるスノーモビルに、初めてバイクに乗った時に覚えたような無限の自由を感じたのが、とても新鮮だった。

画像5: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

画像6: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

この日、ヤマハさんが用意してくださったスノーモビルは、排気量でいうと500ccくらいから1200cc超まで。タイプではユーティリティという荷物運搬やパトロール・レスキューに使われるタイプから、スノーモビルレースに使われるスポーツまで様々なタイプに乗ることができた。

上の写真で私が乗っているのは、輸出モデルの「SE VIPER」というスノーモビルレースに使用されるスポーツモデルだ。ヤマハ FJ1200の4スト4気筒エンジンをベースとしているそうで、このマシンはまさにスーパースポーツのような驚異的なハイパワーモデル。駆動部のキャタピラも全長が短く、高い運動性能を実現しているとのこと。ユーティリティタイプとは全く違う性能で面白さは格別だった。

画像7: 雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[樹林ツアー編]

今回の「スノーモビル体験試乗会」で、初めてスノーモビルに乗る機会をえて、しかも樹林ツアーまで楽しむことができた。スノーモビルは欧米では70%がレジャー用途で使用されているようだが、日本では逆に30%にとどまっているそうだ。日本全国には30箇所以上のスノーモビルランドがあるとのことだが、まだまだ一般的なものではないのだろう。ただこの面白さは体験してみなければわからないだろうなぁ。

今回、会場となった長野県のスキー場「タングラム斑尾」は、スノーモビルランドを併設して、スノーモビルの普及に力を入れている。樹林ツアーを楽しんだルートは18ホールのゴルフコースだそうで、冬の間のスノーモビルツアーではまたとない多彩な景色を堪能させてくれるのだ。

冬のレジャーはスキー・スノボが定番だが、このタングラム斑尾でスキー・スノボと同時に、スノーモビルを楽しんでみるのも一興ではないだろうか。簡単な講習でライセンスが取得でき、その日のうちに樹林ツアーを堪能できる。バイク乗り同士なら盛り上がること請け合いですよ。

[前編]雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[講習&練習走行編]はこちら

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