【オートバイ(月刊)が選ぶ!!】
第4回 250 SPORT BEST SELECTION 自慢の1台部門

250クラスだからといって侮るなかれ。オートバイを持つ歓び、そして所有欲は充分に満たされるカテゴリーなのだ。

なんたって外国車、見栄を張れるという点ではズバ抜けている。たとえ近所のオジサンにハーレーを自慢されても「ボクのも外国車なんですが、国産とはひと味違いますよね」なんて言い返せちゃうのだ。もちろんRC250もいいが、ヨーロピアンスポーツならではのフレームが丸見えとなるネイキッドなのがDUKEはイイね。

各社出揃った250フルカウルスポーツだが、フラッグシップとなる兄貴分にも負けず劣らずのルックスを持つのが R25。「250だからこのくらいでいい」という妥協は全く感じられない精悍なフォルムはSSそのものだが、サーキットという限られた場所で歯を食い縛って乗るリッターSSとは 違い、生活圏の中でも楽しめるお手軽さが◎。

このクラスをメインにバイクライフを楽しんでいる人の多くは、程度の差はあるものの大排気量車への 憧れがあるはず。そんな気持ちを満たしてくれるのが、GSR250のフルカウル版“F”。追い求めたのはSS ルックではなく、ビッグツアラーのグラマラスなシルエット。クラスを超えた所有感が、このバイクには間違いなくある。