CBと聞いて、今のわたしがパッと思い浮かぶのは、やはり・・・"教習車"(笑)。
ロレンス読者様はご存じの方もいらっしゃるかな・・というよりも、知っていてもらえるととても嬉しいのですが、わたしはここ半年二輪免許取得のために 日の丸自動車学校に通っており 、学校での実車がCB(もちろん400cc)だからであります。

もはや愛車のような存在であるCB。入校初期には、バイクの車体って、ヨンヒャクでさえこんなに重いのか、ギアの上下や走行速度でこんなにも音が違うのか、ととても驚いたことを鮮明に覚えています。

そんなCBの原点であるCB750FOURが、発売開始されたのは1969年。50年近く経った現在でも多くのファンに愛されている名車ですが、漫画家・イラストレーターである東本昌平先生も生涯の愛車として保有されているとのこと。

画像: 写真はハルモトがオーナーのCB750K0。これまでに数え切れないほどのレストアやカスタムが施され、つい最近、お色直しが終わったばかりである。(©東本昌平RIDE1/モーターマガジン社)

写真はハルモトがオーナーのCB750K0。これまでに数え切れないほどのレストアやカスタムが施され、つい最近、お色直しが終わったばかりである。(©東本昌平RIDE1/モーターマガジン社)

そんな先生のCB愛溢れるイラスト集がありましたので、紹介させていただきます!
東本先生監修のムックマガジン RIDEの創刊第一号である RIDE1に特集されていることからも、東本先生のCBへの思いが伝わってくるというものです。

抜粋ですが、ぜひお楽しみください。

尾島早織@ロレンス編集部

CB式機(RIDE1より)

ホンダのロードスポーツモデルに冠されている「CB」。CB=ホンダ、ホンダ=CBとして、世界中のライダーに認知されている。
このCBという名称は「CLUBMANのCとBから取った」という説や「CはCYCLE、BはBETTERまたはBESTから」という説があるが、最も信憑性が高いとされているのは「CはCYCLEの頭文字。当初はCのみだったが、対米向けをアメリカのAを付けてCAとしたので、以後の国内向けは対米向けと区別するためアルファベットの順番からCBとなった」という説だ。

そして68年の東京モーターショーに出展され、世界中から注目されたのがCB750FOUR、量産車としては世界初の並列4気筒エンジンやディスクブレーキを採用した車体構成が強烈なインパクトを与えたが、最高速200km/h、ゼロヨン加速12.6秒というメーカー発表データも世界最速で、国内メーカはもちろん、ヨーロッパメーカーをも震撼させた。
試作車に跨った故・本田宗一郎氏が 「こんなバケモノ、誰が乗るんだ?」 といったという話は広く知られているが、翌69年8月に市販が開始されると、スムーズで乗りやすいエンジン特性、4本のマフラーから響く重厚な排気音、威風堂々とした車格が人気を呼び、メインターゲットとしていた北米市場はもちろん、東名高速道路が全線開通して本格的な高速道路時代が幕を開けた日本国内でも予想外の人気を得る。日本が経済成長期にあったこともCB750FOURにとっては絶好の追い風となったのだ。

HARUMOTO x CB式機

画像: CB400DR(©東本昌平 イラストレーションワークス鉄魂 伝説の二輪車グラフティ/モーターマガジン社)

CB400DR(©東本昌平 イラストレーションワークス鉄魂 伝説の二輪車グラフティ/モーターマガジン社)

画像: CB900F Racer(©東本昌平 イラストレーションワークス鉄魂 伝説の二輪車グラフティ/モーターマガジン社)

CB900F Racer(©東本昌平 イラストレーションワークス鉄魂 伝説の二輪車グラフティ/モーターマガジン社)

CB乗ってもう20年くらいかなぁ。

一番。うん一番。あの時代のホンダが一番。そうなのよ。
80年代のホンダ車?全部ダメなんだよねぇ、俺は。
最近気が付いたんだよ。

あの頃のホンダが好きだって。

(東本昌平先生 談)

画像: CB570K0(©東本昌平RIDE1/モーターマガジン社)

CB570K0(©東本昌平RIDE1/モーターマガジン社)

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