一般社団法人日本機械学会が8月7日の「機械の日」に認定する「機械遺産」。これは日本国内に現存する歴史的に意義のある機械を選定するというもので、このほど2016年度の機械遺産が発表されました。10回目となる今回は7件が認定されましたが、その中のひとつにスバル360が選ばれました!

キュートなルックスのスバル360。その中には1958年当時の最新技術が凝縮されていました。

スバル360はご存知のとおり、1958年に生まれた軽自動車です。航空機技術を応用して徹底的な軽量化を図るとともに、大人4人が乗車できるパッケージングを備えていました。また、当時の自動車にとって難しいとされていた箱根湯本から芦ノ湖に向かう “箱根超え” を国民車構想の基準よりも短い時間で達成するなど、その後の日本の乗用車に大きな影響を与えた1台です。

大人4人が乗車可能な車内。軽量化のためにステアリングホイールの太さにまでこだわって作られました。

認定式は 2016 年8 月7 日(日)の「機械の日・機械週間」記念行事(東京大学弥生講堂一条ホール)で行われます。

スバルファンのみならず、日本人にとって誇らしく嬉しい出来事ですね!