ロレンス編集部
魚が欲しければ海川に行け。果実が欲しければ山に行け。異性と会いたければパーティーへ行け。- M穂がくれた教訓
実はあまりモテていなかった20代の痛い思い出
最近でこそ、わりと一人の女性と出歩くことが多くなった私だが、実のところ女性の知り合いは多いほうだと思う。
しかし、20代の頃の私は、決してモテない、とは言わないが、地味なほうだったと思う。
彼女というか定期的にデートをする相手が常にいるわけでもなかったのだ。
それが変わったのは、ある友人の一言だった。
友人といってもそれは男性ではなく、女性である。私の大学時代の悪友の彼女、だった。仮に彼女の名前をM穂と呼んでおこう。
彼女となぜ二人きりで飲んでいたのかは忘れた。私が28歳、彼女は26歳くらいだったと思う。
そのときM穂は言った。楠くんって、見...
ロレンス編集部
別れ話を電話で済ませた役者のおかげで、詰められそうになった夜
愛の伝道師の不手際
ドラマ「半沢直樹」で人気を博し、最近では「LOVE理論」なるドラマで愛の伝道師的な役柄を演じている片岡愛之助さんだが、恋人との無粋な別れ方でトラブルの最中にいるという。
なんでも電話で別れを告げて、それで交際は終わったと思い込んでいた愛之助さんに対して、女性のほうは別れたつもりになっていなかったという。長いこと愛を育み、結婚も見据えていたはずの愛しい男が、まさか自分に対して一本の電話で終わりを告げるなんてことができるはずがない。彼女の立場から言えば、そういうことだったらしい。
その結果、思いもかけない愁嘆場に多くの一般大衆を巻き込むことになってしまったわけだ。
「楠さ...
ロレンス編集部
そうだ。オープンカーに乗ろう。大人のクルマ選びは楽しくなければ。ー完結編
「爽やかな風を感じられるクルマで誘って」に即行動
前回、F香という女性と初夏の海辺をオープンカーで走ろうという話がまとまったことをお伝えした。
そうだ。オープンカーに乗ろう。大人のクルマ選びは楽しくなければ。ー前編 - LAWRENCE(ロレンス) - モーターサイクルやスポーツカー、ラグジュアリーなハイファッションをクロスオーバーさせ、新しいライフスタイルを提案します。
オープンカーで誘って。でも軽はイヤ、と彼女は言った。
5月も半ばに差し掛かり、緑は美しく陽光に映えるようになってきた。
夏はもうすぐだ。こんな季節は、クルマであってもオートバイであっても、もっとも楽しく快適に愉悦を味わ...
ロレンス編集部
結婚至上主義に陥る男と女。恋愛至上主義者でありつづけたい私を責めるなかれ。
恋愛するよりも先に結婚を口にする男
結婚願望が強い友人の話だ。
私にしては実に珍しいのだが、その友人は男性である。
仮にW辺としておく。
W辺は、30代後半なのだが、見た目は若い。美男とは言い難いが、女性受けは悪くない。
彼は常に「箸でくるくる回さなくても味噌が均等に混ざっている味噌汁を毎朝飲みたい」という。だから結婚したいのだそうだ。
どういうことかというと、彼は基本朝は和食党なのだが、インスタントの味噌汁はほっておくとすぐに味噌とお湯が分離して、味噌が下に沈む。それが嫌だ、というのである。
お前な、と私は諭す思いでW辺に言った。女を最初から妻としてみてもいいことないぞ、と。「女性はお...
ロレンス編集部
普通自動車第一種免許(普免)で乗れるオートバイがあるわよ、と勧められた話。
梅雨が来る前に、オープンカーでドライブに行こう。そういう相談をしていた私とF香だったが、「面白い車を見つけた」と彼女が急にLINEでメッセージを送ってきた。
それは「普免で乗れるオートバイ」だった。
それは、カナダのレクリエーションビークルメーカーのBRP(ボンバルディア・レクリエーショナルプロダクツ)の3輪バイク、Can-Nam Spiderだった。BRPはスノーモービルや水上バイクのメーカーだが、こんな路上用のバイク(クルマ?)を作っていたのか。私はちょっと興味を惹かれた。
Can-Nam Spyderは標準モデルのF3と、リミテッドモデルのRTがある。F3は税込1,998,000...
ロレンス編集部
そうだ。オープンカーに乗ろう。大人のクルマ選びは楽しくなければ。ー前編
5月も半ばに差し掛かり、緑は美しく陽光に映えるようになってきた。
夏はもうすぐだ。こんな季節は、クルマであってもオートバイであっても、もっとも楽しく快適に愉悦を味わえる、最高の時間だろう。
だったらどうしてドライブに誘わないのか?、とF香は言った。
「そうだね、すまなかったね」と私は素直に頭を下げた。
断っておくが、F香と私はつきあっているわけではないし、彼女にも私にもデートをする相手くらいは他にもいる。
それはそうなのだが、F香と会う時間が最近相対的には多い気がする。なにしろ、いい女だからだ。外見もさることながら、頭がよく、誤解を恐れずストレートな物言いを、確かに私は気に入っていたのだ...
ロレンス編集部
F香のダイエット講座 in Bar Part-2ダイエットをするまえに考えなくてはならない3つのこと。
ダイエットを成功させる三大原則とは
F香はすでに4杯目のワインを半分くらい飲んでいたが、全く酔っている気配がない。彼女はときたまグラスを灯りに透かして雑味がないかを確かめるような仕草を繰り返した。
「ダイエットを痩せるために行うとしたら、それは肥満解消のためだけね。本来なら、きれいになりたい、美しいボディになりたいと思うから行うわけよね?」
そのとおりだね、と私は答えた。男にとって、細いだけの女子が好きなのは高校生くらいまでのことで、たいていの男なら成人したあとは、胸なり腰なりがちゃんとボリュームがあって、スリムだけど出ているところは出ていることを望むものだ。
「相変わらず原始人よね、楠...
ロレンス編集部
痩せたいのと綺麗になりたいのは違う、ということをそろそろ理解したらいいわよ - F香のダイエット講座 in Bar... Part I
二言目には痩せたい、という子が多いのはもううんざり。私の言葉ではない。これは私の友人の女性が、二杯目の赤ワインのグラスから唇を離すと同時に言い放ったものだ。
彼女の名は、仮にF香としておこう。
F香のことは実は前にもここで紹介している。
彼女は身長168センチ。細身のカラダなのに大きな胸と張り出した腰、おまけにすらりとした脚をしている。男からは欲望の、女からは羨望の視線を浴びることに慣れている女性だ。
彼女が言うには、ほとんどの女子がダイエットについて間違っている、という。
まず食事を抜けばね、ガス欠の車みたいなもので、カラダは燃焼しないわ、と彼女は一口ワインを飲んでから言った。カラダが...
ロレンス編集部
【Singlesな車たち】日本が誇る名車トヨタ2000GTの曲線美に酔いしれろ。
車を女性にたとえて話す男は多い。
一台の車に入れ込んで、一生乗り続けようと思う男もいるし、新しい車が出るたびに、チェンジチェンジと気持ちを切り替えていくタイプの男もいる。
しかし、どういう男であろうと、この車だけは手放せない、もしくは何をおいても手に入れたいと思わせるような車もまた存在する。そう、ちょうどあなたの隣のその素晴らしい女性に感じる想いと同じ重さで、あなたの心を揺さぶるような車だ。
トヨタ2000GT。この車はまさしくそういう抗いがたい魅力を持った車の一つだろう。
Singlesな車のひとつに数えて間違いがないはずだ。
トヨタ自動車と共同開発・生産した日本のスポーツカーを代表す...
ロレンス編集部
なによりも大事なのに、人前で口にするのをはばかる言葉。それはSEX。
今日はセックスの話をしよう。
だいぶ暖かくなってきて、ベッドの上で裸になって愛しい異性と営みをしていても、寒さを感じずに集中できる季節になったからだ。
セックスを楽しめない日本人
日本というのは面白い国だ。
コンビニのような”公共の場”でも、かなりきわどい描写を伴う写真が満載な雑誌を、誰でも簡単に手に取ることができるのに、男の子はどんどん草食化して、女の子に興味を失いつつあるらしい。
しかも多くの雑誌のグラビアでは、総勢何人いるかよくわからないアイドルたちが席巻していて(全員ティーンエイジャーに見えるが、実際にはそういうわけでもないらしい。要はティーンに見えるような可憐な面立ちが重要のよ...
ロレンス編集部
なんでもかんでもマイルド。それってほんとにいいことなのか?ワイルドへの回帰のススメ
最近の若い人はあまりバーにはいかないらしい。
居酒屋ばかりよね、と知人の女性が言う。
比較的値段が安くて、適度にざわついていて、食事の種類も豊富だ。何より、カジュアルで気を使わなくていい。そういうことらしい。
それに比べるとバーは、なんだか静かだし、暗いし、食べ物は少ないし、酒も酎ハイもサワーもない。甘い酒を頼んだら、なんだかバーテンに嘲笑されそうだしw
ワイルドからマイルドへ
バーだけの話ではないな。車も売れるのは軽自動車かワンボックスばかりだし、売れ行きが上向いていると言われるオートバイも、いたずらにパワフルでピーキー(簡単に言えばジャジャ馬)なバイクは敬遠され、形こそ過激だが馬力は...