ロレンス編集部
【1/100の映画評】第二次チェチェン紛争に翻弄される人間たちの愚かさと 切なさ『あの日の声を探して』
<story> 1999年、チェチェンに暮らす9歳のハジは、両親を銃殺されたショックで声を失ってしまう。姉も殺されたと思い、まだ赤ん坊の弟を見知らぬ人の家の前に捨て、一人放浪するハジ。彼のような子供さえも、ロシア軍は容赦なく攻撃していた。
ロシア軍から逃げ、街へたどり着いたハジは、フランスから調査に来たEU職員のキャロルに拾われる。自分の手では何も世界を変えられないと知ったキャロルは、せめて目の前の小さな命を守りたいと願い始める。
ハジがどうしても伝えたかったこととは? 生き別れた姉弟と再び会うことができるのか──?
(オフィシャルサイト より)
第二次チェチェン紛争に翻弄される人間模様...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】シリーズ最終作『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』
パネムという名の独裁国家と化した近未来アメリカではキャピトルが政治の中心であり、キャピトル市民は貴族的特権を得ている。反乱の抑止を目的にキャピトルを囲む12の各地区から12歳から18歳までの男女1名ずつが選出され、男女24人が殺し合う殺人サバイバル「ハンガー・ゲーム」が強制されていた。 - Wikipedia
人気シリーズの最終章
前回紹介した『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』の後編にあたり、全シリーズの4作目になる。
【1/100の映画評】愛と絶望を知った少女の戦いは続く『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』 - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycl...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】"偉大なるマンネリ"を楽しもう。『HERO』
SMAPの木村拓哉主演の人気テレビシリーズの映画化 第2弾。
2016年4月現在、テレビ放送では弁護士を主役に据えた新番組が多いらしいが、こちらは検事。昔から犯人を捕まえる、罪に問うというポジションからのドラマは多いが。
映画『HERO』公式サイト
Blu-ray&DVD 2016.1.13レンタル開始!2016.1.20セル発売!
ストーリー
自動車にひかれて亡くなった女性。彼女はパーティーコンパニオンで、広域暴力団の恐喝事件の重要参考人だった(しかも広域暴力団の事件を追う担当検事が、かつての恋人 雨宮舞子)。
木村拓哉演じる主人公 久利生公平は、彼女がひかれたときに靴を履いておらず、...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】史上最強の恐竜vsバイオテクノロジーが生んだハイブリッド恐竜の対決が凄まじい『ジュラシック・ワールド』
2015年公開の本作は、『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークIII』に続く、シリーズ第四弾。
化石から恐竜のDNA(遺伝子)を摘出することに成功したことで、絶滅した恐竜たちを蘇らせ、恐竜版サファリパークを作ったジュラシック・パーク。しかし、恐竜たちの制御に失敗して観客を恐竜の餌食にしてしまうという基本ストーリーは変わらない。
今回の舞台は過去のシリーズから20年以上経って、再建された”ジュラシック・ワールド ”。DNAを解析して現代に蘇えらせた恐竜たちを見世物にするというコンセプトは同じながら、新たに複数の恐竜(や、その他の動物)のDN...
ロレンス編集部
【1/100の映画評】有能でも女癖が悪いと政治家には向かないらしいよ、日本でも米国でも・・『コンテンダー』
ニコラス・ケイジの映画は、基本的にハッピーエンドが少ない。
苦悩、そのまた先に苦悩。落ちぶれて落ちぶれて落ちぶれて。それがニコラス・ケイジなのだ(笑)。
あらすじ
本作は、メキシコ湾で実際に起きた英国石油メジャーBPの原油流出事故をモチーフとしている。ニコラス・ケイジが扮するのは 上院議員選出馬を目指す地元の政治家コリンで、事故によって生活を脅かされている漁業従事者たちのために奮闘していたものの、女癖の悪さで失脚。妻からも離婚を言い渡されてしまう。
その後、コリンよりも石油業界をさらに敵対視する政治家への当て馬として、BPはコリンを抱き込もうとするのだが・・・・。
正統なるニコラス・ケイ...