世界で最も魅力的な「EVブランド」を目指す!
5月10日、ハーレーダビッドソンは新EVブランドの「ライブワイヤー」を立ち上げましたが、これは昨年5月に就任した社長兼CEO(最高経営責任者)のヨッヘン・ツァイツ氏が掲げる「ハードワイヤー戦略」の一環である「電気バイク市場をリード」するという目的を果たすため・・・とハーレーダビッドソンは説明しています。
ヨッヘン・ツァイツ(ハーレーダビッドソン会長兼社長兼CEO)
「ハードワイヤー戦略の6つの柱の1つは、電気自動車でリードすることです。世界で最も魅力的な電動モーターサイクルブランドになることを使命とし、ライブワイヤーは、アーバンアドベンチャーとその先を追求するために、モーターサイクルの未来を開拓していきます。また、ライブワイヤーは、将来的にハーレーダビッドソンの電動モーターサイクルに適用できるような技術の革新と開発を計画しています」
新型モデルを、2021年7月にデビューさせることを予告!
またニュースリリースの中では、ライブワイヤーブランドの最初のモーターサイクルを、2021年7月8日にローンチし、翌日である7月9日に開催される国際モーターサイクルショーで初公開することを予告していました。
それがどのようなモデルになるのか・・・は、残念ながらまだわかりませんが、X-Games Aspen 2019で公開テストされた電動スクーターや電動ダートバイク・・・みたいな製品なのかもしれません。
またライブワイヤー・ブランドは、従来のブランドとは異なる展開をいろいろと計画しています。本社はバーチャルで、ウィスコンシン州ミルウォーキーとカリフォルニア州シリコンバレーを最初の拠点を置くことになっています。これは有能な人材をリクルートするため、と説明しています。
販売は当初既存のハーレーダビッドソンのディーラー網を頼りますが、ゆくゆくは物理的な店舗とデジタル店舗を展開するとのこと。そしてEVという新しい製品に親しんでいただくため、カリフォルニア州を皮切りにいくつかの地域でライブワイヤー・ブランドのEV専用ショールームをオープンしていくことを計画しています。
日本市場でも、ライブワイヤー・ブランドの販売店や専用ショールームが開設されることになるのでしょうか・・・? ライブワイヤー・ブランドに関する新しい情報は、順次公式ウェブサイトやSNS・・・Facebook、インスタグラムにアップされる予定ですので、ぜひチェックしてみてください!